| 4輪からタイヤスモークを上げながら果敢にドリフト |
スバルの北米法人がなんと「公式」にてオールカーボンボディを持つWRX STIのドリフトマシン”ジムカーナ”を製作。
これはヴェルモント・スポーツカーとのジョイントによるもので、トラビス・パストラーナ選手のドライブにて走行風景を撮影するために作られた、と紹介されています。
なお、トラビス・パストラーナ選手はモトクロスとラリーにて活躍しており、スバルに乗って走った経験があることから起用に至ったのでしょうね。
現時点では詳細は不明
現在スバルは公式Facebookやインスタグラムにて車両の画像を公開しているもののスペックについては明かされておらず、わかっているのは専用にチューンされたボクサーエンジン(ボンネット上から排気を行う!)、専用サスペンション(ノーマルよりもトラベル量が多い)、カーボンボディと専用エアロパッケージを持つ、ということくらい。
今回はそのマシンが完成したということで、トラビス・パストラーナ選手がはじめてステアリングホイールを握り、しかし初走行とは思えないほどの激しい走りを見せていますが、ドリフトマシンといえどもFR化しているわけではなく、動画を見る限りでは4WD。
よって派手な4輪ドリフトを見せています。
スバルWRS STI”ジムカーナ”はこんな仕様を持っている
そこでこのスバルWRX STIジムカーナですが、もはや市販モデルのWRX STIとは別のクルマ。
上述の通りボディパネルはすべてカーボンファイバーへと置き換えられていますが、ボディのあちこちにはダウンフォースを獲得するためのフィンが装着され、リアには巨大なウイングが取り付けられています。
サイドには大きなダクトが見えますが、これは「ミドシップ化」したわけではなく、リアにラジエターを積んでいるためだと思われます。
トランク内部にはラジエター、そしてリアアンダーには巨大なディフューザー。
テールランプはヘッドライトともども「ダミー」へと置き換えられています。
フロント両サイドには大きなフィンが取り付けられ、そのまま拡大されたフェンダーへ。
なお、排気はボンネットに穿たれた穴を通じて上方へと吐き出します。
見たところチタン製エキゾーストシステムを持つようですね(直管かもしれない)。
そしてこのオーバーフェンダー。
このスバルWRX STI「ジムカーナ」は今後様々な動画そしてイベントに登場することになるかと思いますが、北米においてさらなるスバル人気の加速に貢献しそうです。
あわせて読みたい、関連投稿
参照: Hoonigan(Youtube), Subaru USA(Instagram), Subaru USA(Facebook)