| 次期MAZDA6には大きく期待したい |
さて、先日報道された「次期MAZDA6は直6+FRになる」といウワサに触発されたかどうかは定かではないものの、「FR化されたマツダ6」のレンダリングが登場。
このレンダリングはいつもものKolesa(ロシアのカーメディア)によって作成されたものですが、ベースには現行マツダ6を使用しており、そのために大きな変化はないようです。
新型MAZDA6のデザインは「マツダ・ヴィジョン・クーペ・コンセプト」に似たものに?
なお、最新の報道では、この新型マツダ6は「マツダの開発する直6エンジンを、同じくマツダの開発するFRプラットフォームに搭載する」とのこと。
まだまだこれが事実かどうか判断できないものの、さらに「このエンジンと車体がレクサスと共有される」「クーペも存在」という話までが出ています。
そしてレクサスと共有される場合、それはISとRCになるという具体的な報道までなされていて、なんとなく信じたくなってしまいますよね(RCと共有されるのであれば、新型MAZDA6にクーペが登場するというのも頷ける)。
いずれにしてもMAZDA6は遅かれ早かれ新型にスイッチすることになりますが、やはり気になるのは(レイアウトやメカニズム同様)そのデザイン。
現在のマツダはデザインのためにいくつかを犠牲にする準備ができているようで、たとえばMAZDA3はそのウエッジシェイプ実現のため、そしてクーペ風のリヤセクションを実現するためにリアサイド/リアウインドウの面積が小さくなり、かつカーゴスペースも(上の方が)犠牲になっているように見えますが、これらはもちろんその美しいデザインを実現するためだと思われます(でなければ、もっとウインドウが広くなり、リアセクションも四角くなっている)。
つまりマツダは「プレミアム化」のために重要なのは「実用性よりもデザイン」だと考えているようで、となると新型MAZDA6にはマツダ・ヴィジョン・クーペ・コンセプトに近いデザインが採用され、かなりカッコいい車となる可能性が大。
マツダのデザイン重視度はかなり高い
なお、ここ最近のマツダは、上述の通りデザインに対して非常に高いプライオリティを置いていて、それは「魂動デザイン」を掲げていることでもわかるとおり。
そして近年に発表するコンセプトカーは高い再現度をもって市販車として登場していて、これらを鑑みるに、次期MAZDA6が「マツダ・ヴィジョン・クーペ・コンセプト」そっくりになるということも十分納得できます。
ちなみに、2015年に発表された「コエル・コンセプト」はクーペ型SUVボディを持っていましたが・・・
中国専売のCX-4として発売。
そしてKAI(魁)コンセプトもまた・・・
MAZDA3として登場したことはご存知の通り。
よってマツダ・ヴィジョン・クーペ・コンセプトがMAZDA6へとそのデザインが落としこまれることになってもなんら不思議はなく、むしろ「そうなることを」期待したいと思います。
VA: Kolesa.ru