| トヨタとしてもレクサスLFA後継について何も話し合っていないわけではないと思うが |
さて、本職のカーデザイナーにしてユーチューバーのスケッチモンキー氏。
これまでにもフェラーリやランボルギーニ、マクラーレン等のスーパーカーを題材として「後継モデル」「現代版」「再デザイン」といった切り口にて作品を公開していますが、今回は「レクサスLFAが2021年に登場したら」という作品をYoutube上にて公開しています。
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レクサスLFAはこういった成り立ちを持っている
レクサスLFAの企画は2000年にスタートしたとされ、その途中ではV8エンジン搭載、ミドシップなど様々な案を経て最終的に「V10、フロントエンジン/リアドライブ」に決定したと言われます。
なお、はじめて「形」となって公開されたのはコンセプトカーとしての「LF-A(2005)」。
この頃は最終的なLFAとは異なり、ちょっと未来的、かつシャープなルックスを持っていることがわかります。
その後2007年には新しいデザインを身にまとい再登場。
この頃はちょっと丸みを帯びたルックスを採用していますが、市販モデルのLFAは、最初のコンセプトカーに近いテールランプやヘッドライトを持つようです。
そしてこちらが市販モデルのLFA。
2009年10月21に発表され、名称はコンセプト段階のLF-A(Lexus Future Advance)からハイフンのないLFA(Lexus F Sports Apex)へ。
エンジンは4.8リッターV10、出力は560馬力、0-100km/h加速3.7秒、最高速度325km/hというスペックを誇り、全世界での限定台数は500台、日本での価格は3750万円に設定されています。
2021年版、新型レクサスLFAはこうなる?
そこでスケッチモンキー氏は2021年に発売されるという想定の「新型LFA」をデザインしてゆくことに。
その段階では過去のレクサスのコンセプトカーが持つデザインや・・・
LF-Aロードスター(2007年発表のコンセプトカー)のデザインも検証してゆきます。
もちろん初代LF-Aのデザイン的特徴もピックアップ。
そしてレクサスLFAの車体にLC500の顔面をペーストして新型レクサスLFAのデザイン開始。
なお、LC500発売時には「LFAの再来か」とも言われたものの、両者は全く異なる性格を持ち、トヨタとしては「LC500をLFAの後継とはまったく捉えていない」ようですね。
そこからチョイチョイと微調整。
さらにはレクサスの最新デザインを持つ新型ISのデザインを取り入れて・・・。
リヤフェンダー、Cピラーを調整。
スピンドルグリルもちょっと調整。
ボンネットやドアも微調整。
そして完成した2021年モデルのレクサスLFAがこちら。
レクサスLFA後継モデルの登場はある?
なお、レクサスLFA後継モデルについては現時点でなんら情報やプロトタイプが存在せず、よって後継モデルは「今のところ」なさそう。
ただしレクサスでは「LFA」をフラッグシップと位置づけており、レクサスの頂点に立つモデルだと定義しているだけに、その旗艦モデル不在という状況についてはなんらかの対策の必要があると考えているものと思われます。
加えて、レクサスの主戦場である北米から「LFA後継モデルの要望」が多くあがってきているといい、このまま何もしないというのも許されない状況なのかもしれませんね。
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