｜ どうやらこれでも合法、そして「世界最速の公道走行可能なMR2」らしい ｜
さて、ホンダ製エンジンへとスワップし1100馬力を発生させる魔改造トヨタMR2が登場（しかも車体重量は998kgなので、250kgくらい軽量化されている）。
驚くべきはこれが「合法」ということで、おそらく世界最速の公道走行MR2なんじゃないかと言われているようですね。
なお、テールパイプは見ての通りリアガーニッシュの中央に配置され、そのサウンドは動画を見ていると凶暴そのもの。
このMR2が合法で走行できるとは
1100馬力というと「どんな外観なのか」と思ってしまうものの、フロントから見ると意外と普通。
ただしカーボン製のリップが追加され、サイドステップの装着、リアフェンダーの折り曲げ、リアウイングの交換が目視でわかる変更点。
なお、ドラッグレースを走るためかフロントタイヤは「極細」です（これで公道を走ると思うと恐ろしい）。
その反面、リアタイヤは「超極太」。
ミッキートンプソン製のドラッグレース用タイヤを装着していますが、これも合法なのだと思われます。
なお、ホイールはいかにも剛性が高そうな構造を持っていますね。
エンジンはたしかにホンダ製。
とんでもない構造のエキゾーストパイプ。
内装は完全にレース仕様
こちらは1100馬力を発生するMR2のインテリア。
メーター、ダッシュボードは完全に競技用へとカスタムされています。
トランスミッションはおそらくこれもレース用のシーケンシャル。
なお、このMR2は鉄板ルーフではなく、剛性面でやや不利な「Tバールーフ」。
しかしながら動画を見ると目立つ補強は見られず、大丈夫なのかとちょっと不安になったりしますが、（オーナーも段階を踏みながらここまで来たはずなので、強度については理解していると思われるため）きっと大丈夫なのだと思われます。
トヨタMR2のポテンシャルは低くない
つい最近、610馬力にまでチューンされたMR2がマクラーレン540Cと直線での加速を競う動画が公開されていましたが、マクラーレン540Cに勝つことはできなかったものの、マニュアルトランスミッション採用というビハインドを考慮すると「かなりいい勝負」。
これを見るに、30年前のクルマといえども、そのポテンシャルは「低くない」と断じて良さそうですね。
-
-
【動画】やるじゃないトヨタMR2！最新スーパーカーのマクラーレン540Cとの加速対決でも"張り合える"ようだ！※ただし610馬力のチューンドMR2
｜ トヨタMR2もまだまだ捨てたもんじゃない ｜ さて、カーメディア「オートトレーダー」が一風変わった加速競争動画を公開。内容としては「マクラーレン540CとトヨタMR2のゼロヨン含む加速対決」という ...
続きを見る
1100馬力のMR2が走る動画はこちら
あわせて読みたい、トヨタMR2関連投稿
-
-
【動画】トヨタMR2にフェラーリF430純正のリアディフューザーを取り付けてみた！思った以上に格好良かった件
｜ ここまで変化が得られるのであれば苦労して取り付ける甲斐もある ｜ フェラーリF430の純正リアディフューザーを、トヨタMR2（SW20）に装着してしまった男が登場。たしかにトヨタMR2は「ミドシッ ...
続きを見る
-
-
【動画】新型トヨタMR2が発売されたらこうなる？デザイナーがGRスープラのテイストを取り入れた予想CGを作成
｜ 新型MR2は過去にもなんどか実際に発売の話が出ている ｜ さて、これまでにも「自分の考えた新型スープラ」「ランボルギーニ・ディアブロの現代版」など様々なレンダリングを公開し、さらには発表されたばか ...
続きを見る
-
-
トヨタMR2復活が遠のく！トヨタ「新型MR2は最優先事項ではない」。新型86、GRブランド確立にまずは注力か
｜ 加えてGRスープラの販売台数が思ったより伸びないことも一因か ｜ トヨタは以前に「スープラ」「86」に「MR2」を加えることで”スポーツカー3本柱”が完成すると語っていますが、どうやらMR2の復活 ...
続きを見る