| レクサスLFAの相場はちょっと下降気味? |
ちょっと前までは非常に高いプライスタグを提げていた、レクサスLFAの中古相場がやや下がり気味。
6000万円くらいを記録していた時期もありますが、それが少し前に4500万円くらい(新車価格と同じくらい)になり、最近では3000万円あたりまで下がっている模様。
今回中古として登場したLFAもやはり3000万円くらいですが、けっこう価格の上下が激しい車ですね。
走行距離はなんと50,068キロ
今回販売されているレクサスLFAのボディカラーはブラック、内装はブラックのアルカンタラとレッドレザー。
シャシーナンバーは”32”、走行距離は50,068キロとなっています。
こういった類(スーパーカー)で5万キロを超える走行距離というのはまず見たことがありませんが、それだけ信頼性が高く乗りやすいということなのでしょうね。
北米に販売されたレクサスLFAは150台のみ
レクサスLFAは2010-2012年にかけて500台が生産されていますが、北米には150台が出荷された、とのこと。
専用に開発された4.8リッターV10(エンジンだけで1000万円くらいするらしい)は560馬力を発生し0-100キロ加速は3.6秒。
最高時速は時速325キロですが、これはリミッターが作動しての数字なので、実際はもっと速度が出る、ということに。
そのほか、ロールセンターを適正化するためにセンターコンソールの幅を極小化し、それを実現するためには航空機グレードの素材・加工技術を採用。
つまり何から何までが「専用品」となり、それを考えると新車価格は「割安」でもあり、今後の資産価値としても非常に高いレベルを維持するのは間違いなさそう。
日本だと(現在、カーセンサー上では)6台の中古車登録があり、価格は6000-5000万円くらい、と少し前の北米における相場と同等の価格となっています。
なお、北米では根強い人気を誇り、今でもディーラーが独自にレクサスLFAを新車のまま保管し、求める顧客に応じて販売していることでも知られていますね(販売価格は不明)。
関連投稿:トヨタ社長のサイン入りレクサスLFAがなんと8億円で販売中
レクサスLFAニュルブルックリンク・エディションがイタリアにて、約8億円で販売中。
LFAは発売当初はセールスが伸びずに苦労したものの中古相場で値をあげており、今では「未来における有望株」とも考えられます。
レクサスLFA自体は500台の製造で、当初は日本のほうが海外よりも人気があり、日本市場は割当150台のところが200台に増やされたという経緯も。
新車販売価格は3750万円で、ニュルブルックリンク・エディションはさらに700万円ほどの追加が必要になったと言われます。
今回イタリアで販売されているLFAは(500台のうち)50台のみ製造されたその「ニュルブルックリンク・エディション」でシャシーナンバーは「00275」。
走行距離はわずか680キロでトヨタ社長(豊田章男氏)のサイン入りという希少な車両ではありますが、なんと販売価格は8億円。
売る気がないのか話題作りのためなのかは不明ですが、しばらく前に出てきた「ランボルギーニ・ヴェネーノ11億円」にも匹敵するインパクト(ただしヴェネーノは新車でも3億円以上の価格であり、それを考えてもこのLFAの8億円は異常)。
LFAについては生産された40%が日本で販売されていますが、それらがまだ日本にあって海外で中古車が枯渇しているのか、はたまた日本のLFAはあらかた海外に出てしまって、それでも不足しているのかは不明ですが、いずれにせよ相場は上昇傾向ですね。
日本でのLFA中古相場はだいたい5800万円くらいとなっています。
なお、このレクサスLFAは後日、6500万円に値下げして販売されたことも。
画像から見るに、「結婚式の演出用」として貸し出されていたこともあるようです。
これらは英国のレクサスが公開した、レクサスLFAのメンテナンスについて。
入念なメンテナンスが必要なクルマということもわかります。
関連投稿:レクサスLFAをフロリダのディーラーが2台も販売中。プレミア付きながらも良心的な価格
フロリダのカーディーラーがブラック、そしてメタリックグレーのレクサスLFAを販売中。
もちろん中古になりますが、価格は若干のプレミアがついた4000万円と4100万円(アメリカでの新車価格は3800万円)。
レクサスLFAは相場の安定しない車で、最近までは相当な高値で売買されていたと思いますが、それを考えるとこの価格は良心的。
ブラックのレクサスLFAはシルバーのホイールにレッドのブレーキキャリパー、メタリックグレーのレクサスLFAはクロームのホイールにレッドのブレーキキャリパーを装着。
両方とも内装はブラックです。
レクサスLFAは2010年に発売された500台限定のスーパーカーで生産期間は約2年。
エンジンは4.8L/V10で出力は560馬力、日本での価格は3750万円。
内外装に職人による凝った仕上げを配したこと、ヤマハによる排気音のチューニングが有名ですね。
レクサスLFAの後継モデルは?
現在、レクサスLFAについて、具体的な後継モデルの話はなく、しかし(当然ながら)多くの要望が寄せられている模様。
レクサスによると、「LFA」とは固有のクルマを指す名称ではなく、レクサスの頂点を意味するクルマとのことなので、後継モデルもこの「LFA」を名乗って後継モデルが発売される可能性も十分考えられるものの、今の風潮だと巨費を投じてガソリンエンジンを積むスーパーカーの開発を行うことが、様々な観点から「許されない」のかもしれません。
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