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クライスラーのミニバン、「パシフィカ」がフェイスリフトを受けた最新のトヨタ86よりも速い、という衝撃動画が公開に。
これは両者をゼロヨン加速で競わせたものですが、トヨタの誇るスポーツカーである86がクライスラーのハイパフォーマンスでもなんでもないミニバンに負けるというのはかなり衝撃的。
スペックとしてはクライスラー・パシフィカは3.6リッターV6エンジン(287馬力)、トヨタ86は2リッター4気筒で200馬力。
たしかに馬力の差はありますが、最初から最後まで86はパシフィカに対して遅れを取り、「まさか」の結果に。
トヨタ86に「ターボエンジンが載れば」と常々考えてはいますが、トヨタは「ターボは安直な解決策でしか無い」としてターボ化を否定。
ただ、実際のところ「スペース的に86のエンジンルームにはターボが入る余裕がないことの言い訳」として捉えられている向きもありますが、やはりパワーはあっても困るものではないと思います。
なお、86はスポーツカーとしての素性が非常に優れており、コーナリング時にはしっかりブレーキを踏んで荷重を移動させ、そこからステアリングを切って後輪の駆動力とあわせて車の向きを変える、ということを学べる車。
その意味では「パワーだけ」増加したとすると、それに頼った走り方をしてしまうことになり、86の本質を見失う結果になるのでは、とも考えています。
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