| 6200万円を出せばこのバイクを購入可能 |
さて、しばらく前にマセラティのV8エンジンを積んだクレイジーなバイク「Lazareth(ラザレス)LM847」を紹介しましたが、そのラザレスがさらにクレイジーなバイクを「LVM496」を発表。
これはLM847の発展型ということになり、なんと「空を飛ぶ」ことが可能とのこと。
なお、その価格は56万ドル(約6200万円)、限定生産台数は5台だとアナウンスされています。
ここで、このバイクがどれほどクレイジーなのか見てみましょう。
モトになったのはこのバイク
まず、今回のLVM496のモトになったのはこちら、「LM847」。
これはマセラティの4.7リッターV8エンジンを搭載したバイクで、バイクとはいうものの実際は「4輪」。
そして今回発表されたLNV496がこちら。
「LMV」とはフランス語で「La Mot Volante(空飛ぶバイク)」を表すとのことで、これを作ったのはフランス人のルドヴィック・ラザレス氏。
前のとどう違うん?という感じですが、このLV496はなんと走行形態から「飛行形態」へと変形可能。
4輪がそれぞれが電動にてウィーンと外に開き、なんと個別に「タービン」が内蔵されています。
そしてこのタービンが推進力を発生して(火が出てる!)テイクオフ可能になるという仕組み。
タービンは4つ合計で1300馬力を発生しますが、その馬力を発生するということ、飛行するのに1300馬力も必要だということに驚かされますね(そして1300馬力の上に体一つで乗っているということにも)。
なお飛行が可能なのは連続で10分のみだそう(ちゃんと帰りのことも考えて飛ばないと)。
その形状は完全に未来に行ってしまっているという感じですね。
なお、走行(ロード)モードと飛行(フライト)モードとの切り替えはハンドル付近の操作パネルにて。
イマドキの製品にしては珍しく、タッチパネルではないのが印象的。
トグルスイッチ、安全カバー付きのスナップスイッチ、そしてダイヤルなどがサイバーパンク的です。
ちなみに走行時は「電動」とのことなので、おそらくはV8エンジンのように見える物体は「飾り」と思われます(4輪のタービンはそれぞれ個別に機能する)。※タイヤの”ガワ”もダミーのようだ