| ケーニグセグ・レゲーラはすでに80台すべてが販売済み、新車ではもう買えない |
さて、ケーニグセグの「恐ろしく速く、恐ろしく快適な」ハイパーカー、レゲーラがオークションに登場予定。
ゲーニグセグのラインナップとしては現在「レゲーラ」「ジェスコ」「ジェメイラ」の3つがあり、デリバリーがなされているのはレゲーラのみ。
なお、それぞれには明確なキャクターが与えられ、レゲーラは快適で豪華なGT的性格を持つハイパーカー、ジェスコは「アゲーラ」の直接の後継たるピュアスポーツ的ハイパーカー、そしてジェメイラは4シーターGT。
ケーニグセグ・レゲーラはこんなクルマ
そしてケーニグセグ・レゲーラについて掘り下げてみると、搭載されるエンジンは5リッターV8、そしてこれにハイブリッドパワートレーンを組み合わせて1500馬力を発生します。
このハイブリッドシステムは、ケーニグセグいわく「世界で最も先進的」だとされ、これ単体でも700馬力を発生し、ガソリンエンジン抜きでも十分なパフォーマンスを発揮する、とのこと。
ただ、それでもガソリンエンジンを搭載しているのは、ケーニグセグCEOであるクリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏いわく「音」が欲しいから。
そしてもう一つの特徴は「変速機レス」のダイレクトドライブを搭載していること。
これによって規格外の快適さを実現している、とされています。
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ちなみにダブルバブルルーフは「デタッチャブル」。
生産予定台数は80台のみで、すでに全台数が完売しているとされ、現在はその販売済み車両を順番に製作して納車している段階だと伝えられます。
ちなみに価格は一台2億2000万円からという設定です。
今回競売に登場するレゲーラは「オプション満載」
そして今回オークションへと出品されるレゲーラですが、見ての通りホワイトにゴールドという、非常に美しい外装を持つ個体。
2019年モデル、そしてシャシーナンバーは175、走行距離はわずか200マイル、とのこと。
注目すべきはその「オプション」で、装着されたものを合計すると約2200万円にものぼるのだそう。
なんでそんなに高くなるのかということですが、車体の各部に使用される「ゴールド」には本物の「金」を使用したりということが積み重なっているようですね。
ちなみにホイールはカーボン製ですが、これはフェラーリやフォードのように「外注」ではなくケーニグセグの内製。
クリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏によると、「世界中のホイールメーカーの製品と技術を調べたが、自分たちで作るのが一番だということがわかり、自社で作ることにした」。
ケーニグセグは万事この調子でもあり、よってエンジンも自社設計そして自社生産となっています。
なお、ケーニグセグのクルマについては、そのパフォーマンスの高さもさることながら、芸術品のようなフィニッシュもまたよく知られるところ。
近年登場したハイパーカーメーカーということでパガーニと比較されることも多く、しかにパガーニの「クラシカル」路線に対し、ケーニグセグでは「テクノロジー」寄りの雰囲気を持つように思います。
なお、内装は見ての通りカーボンだらけ。
これもオプション価格が高額にのぼった理由なのでしょうね。
メーターはフルデジタル。
かなり高精細な画面を持つようです。
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参照: RM Sotheby's