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【まとめ】ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4雑感。はじめての給油、これまでの所有車との細かい相違など

2017/11/06

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ランボルギーニ・ガヤルドの初めての給油を行う

先日、はじめての給油を行いました。納車時には満タンにしていただいていたのですが、その後に発生したトラブルの原因究明やテストライド、その他もろもろエンジンをかけたまま作業しなくてはならないことがあったりしたために、そのガソリンのほとんどを通常走行しないまま消費してしまい、オンボードコンピューター上の平均燃費は3.5km/Lにとどまっています。ただ、瞬間燃費計を見る限りでは、普通に走ればリッター7はキープできるんじゃないか、と予想するところ。

そんなわけで給油ですが、ガヤルドのガスキャップはアルミ無垢で非常に重い作り。
樹脂にプレスしたアルミを被せる、といった手法を取る他メーカーに対し、ガヤルドはアルミ無垢。このあたりが軽量化を考えているのかいないのか、極言すればランボルギーニの車づくりのプライオリティは何なのか、ということを強烈に意識させられる部分ですね。

さらに、給油口自体もアルミ製。さらに狭いので、ノズルを挿しこむのも大変(ぼくはいつもセルフです)。
ここもほかの車のように差し込み口が「すり鉢状」になっていないので、注意深くノズルを挿しこまないといけません。
逆流防止フラップも硬いですし、そもそも給油口自体がボディ上面(ボディ側面ではなく地面と平行な位置)にあるので、ガソリンをボディに垂らさないようにも注意が必要。

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思い切り給油ガンのトリガーを引くとガソリンが溢れることが予想されるので、トリガーを半分ほど引いてゆっくり給油しますが、ガヤルドはしこたまガソリンを飲み込みますので、給油している時間が永遠とも思えるほど長いのですよね。
ぼくはガソリンを供給するホースがボディに触れることを嫌うので、そのホースを体で押しやって(腰を妙に横へ押し出すような形)逃がすわけですが、その態勢はちょっと人体の構造を考えた場合長時間維持するには無理があり、それなのにやたら給油時間が長く、さらには見物人が何人か至近距離に集まってきて給油している様子を眺めるので、なんとなく不自然な姿勢で給油している自分が滑稽に思えることに。
そんな沈黙を破るように2名の方から話しかけていただきましたが、正直あのまま沈黙の給油を続けるのはきつかったと思います。

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ちなみにガヤルドのガスキャップには、締めたときに必要以上のトルクがかかると「カチカチ」となるような親切機能はありません。「力任せに締めるだけ」でありますが、そうなると次にキャップをあけるときに内圧の変化などによってガスキャップが吸引され、「ガスキャップが開かなくなってスタンドで右往左往」することも予想されますが、それはその時に対処しようと思います。

余談ではありますが、給油口のフラップは、現行ポルシェとは異なり、よくある国産車のように、スイッチ操作によって「パカン」と開くタイプ。そのスイッチはウインドウ開閉スイッチなどと一緒に並んでいて、時々間違えてウインドウを下げようと思った時に給油口のスイッチを触ってしまうことがあるのですが、同様の間違いが多いのか、走行中は給油口フラップのスイッチを操作してもフラップが開かない(エンジンを停止しないと開かない)ように設計されています。総合的に考えると、親切なのか、そうでないのか、よくわからなくなる時があるのがガヤルドですね。

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ガヤルド洗車後は一定の気遣いが必要

なお洗車後について、以前に洗車に起因するものとして、「アンダーパネルに水が溜まる」「ブレーキパッドが固着する」といったものを挙げましたが、これらを回避するには、どうも洗車後にちょっとだけ動かしてやるほかなさそうです。ちょっと動かせば、アンダーパネルに溜まった水は多少なりとも排出されますし、ブレーキローター表面の水を切ることができますので、両方を回避できることになります。

ブレーキローターについては、ローターの素材が柔らかい鉄で出来ているせいか、ローターとパッドがすぐに洗車後に酸化反応にて固着し、(洗車後に車を動かさないでいて、久しぶりに車を動かした際の)発進時にローターとパッドの剥がれるいやな音と感触があったり、走行時に一定速度で異音や振動が出る可能性があるわけです。

そのため、ぼくは(ほかの車でも)パーキングブレーキについてはかならず下してから洗車するようにしていましたが、ガヤルドについては、さらに洗車後に車を動かしたり、ローターとパッドに熱を入れて水分を飛ばしたりするなど、さらに気を遣うことに。
ちなみに洗車後に動かさず放っておくとローターが錆びるのはほかの車同様ですが、走行を開始すると、その錆がやたらと外へ出てきて、ホイールそのものが赤茶色に見え、ホイール自体が錆びたように見えるのですよね(この点においてほかの車とは異なる。ローターとパッドとの接触面積がガヤルドは大きいから?)。これはホイールやボディにも(鉄粉が刺さったりして)良くないと判断し、上記のように「洗車後に多少車を動かす」ように心がけています。

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そして車両あちこちにあるハニカム状のグリルですが、どうもこれはメンテナンス性がイマイチ(前者後に水が溜まる、溜まった汚れを清掃するのが困難)であります。
そこでパンチングメタルでグリルを作り直そうなどと考えていますが、これはけっこう難しそう(アウディTTのグリルはパンチングメタルで作り直したことがある)。

ちなみにムルシエラゴLP670-4SVのグリルは同じハニカム形状ながらも厚さがガヤルドとは段違いに薄く、メンテナンス性が良さそうですね。
もうひとつ言うと、ムルシエラゴLP670-4のフロントフード上のエア排出口にあるグリルは、完全なメッシュ状の「網(薄い)」ですが、これもメンテナンス上の理由からガヤルドLP560-4で採用してほしかった部分です。

意外とガヤルドで走行する機会が増えている

なおガヤルドはぼくにしては珍しく、けっこう早いペースで走行距離が延びています。おかげでミニがガレージにて待機することが多くなっていますが、ぼくがそれだけガヤルドを気に入っている(かつ運転が楽しく、乗りたいと思わせる)、ということでもありますね。
ガヤルドについて、今までの車との相違からいろいろと気になる部分もありますが、そんなことはどうでも良くなるくらいの強烈な魅力を持つ車で、カレラでは乗って行かなかったようなところでも、ガヤルドに乗って行くようになっています。

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別の記事にてアップしましたが、ガヤルドの燃費は今のところ普通に乗ってリッター7kmくらい(平均)。思っていたよりは非常に優秀です。瞬間燃費計を見ると、低速走行時と発進時に多く燃料を消費するようですね。しかし巡航時はかなり燃費が良くなるため、総合として上記の数値に。

車によって最適な燃費の導き出し方は異なりますが、ガヤルドもできれば(楽しさを損なわない範囲で)燃費の良い運転を心掛けたいと思います。燃費に関してはもうひとつ、現在慣らし運転期間中のため、あまり回転数を上げていない、ということも「予想したよりも良い数値に」貢献しているのかもしれません。

今のところ慣らし運転半ばということで、エンジン回転数について上限を4000回転においていますが、4000回転を超えると(エキゾーストパイプ内の)バルブが開くようで(試乗のときは緊張していたせいか気付かなかった)、突然マフラーが落ちたんじゃないか、というくらいの爆音に変化。

ちょっと困るのは、やはり駐車場所で、ぼくはその辺(路肩のパーキングメーターや一般の駐車場)に車を放置する、ということができないのですよね。そのためにホテルの駐車場など安心できるパーキング(割高)を利用することになりますが、この面でもガヤルドはお金がかかります。
しかし考えようによると、ホテルの駐車サービスを少しでも安く利用するため、ケーキショップでケーキを購入したりするのも一つの手であり(ぼくは甘いもの好きなので、だいたいケーキ類を日常的に食べる)、ぼくのライフスタイルを考えると、有効な手段なのかもしれません。

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