ポルシェ981ボクスターのコーティングメンテナンスが終了。もちろん、いつもコーティングをお願いしているカービューティーマックスさんです。
ぼくのボクスターには納車直後にコーティングを施工してもらっているのですが、年に一回のペースでコーティングのメンテナンスを行ってもらっています。
コーティングのメンテナンスについては、表面に付いた小傷を取ってもらったり、コーティングが薄くなってきたところに再施工してもらったりというものが主な内容になりますが、今回は以前行った「リアバンパーの傷を修理した部分」と「塗装したブレーキキャリパー」のコーティングもお願いしています。
メンテナンスから帰ってきたボクスターですが、一目見て輝きが違う、ということがわかりますね。
普段からぼくはボディの状態に気を使いますので、さほど表面が劣化していないだろうと考えていたのですが、いつもメンテナンスから帰ってくるとびっくりするほど美しくなっており、透明感のある輝きには驚かされます。
とくにドアミラー周辺やドアのエッジなど端の部分の輝きが素晴らしく、このあたりは目に付きやすいので満足感も高いですね。
フェンダーの盛り上がった部分なども光が当たるとより奥行きのある輝きを見せますし、ドアノブもツルツルになっているので、視覚、触覚ともにメンテナンス前との違いもわかりやすいと思います。
特筆すべきはヘッドライトやテールランプなどのレンズ部で、かなり透明感が増しているのがわかります。
樹脂のレンズカバーを採用する車では(最近はほぼ全部樹脂ですが)樹脂が曇りやすく、かつ傷によって透明度が落ちてくるのですが、この部分が見事に回復。
とくにぼくは毎日(雨でも台風でも雪でも黄砂でも)ボクスターに乗りますし、日中は露天に晒すことも多いので劣化しやすく、こういった部分のリフレッシュはありがたいものです(樹脂部品の輝きが増すと新車のように見える)。
加えて今回は件のリアバンパー修復の際にマスキングの失敗で一部塗料がリアバンパーやディフューザーに付着してしまっていたのですが、それも綺麗に除去していただきました。
また、パーツとパーツの境界や、隙間に溜まった汚れも一掃してくれています(通常、自分でメンテナンスするのですが、ヘルニアのために最近はなかなか思うような洗車、メンテナンスができていなかった)。
とくにボクスターはパーツとパーツとの組み付けがタイトで、その間に汚れが溜まりやすく落としにくいのですが、これが見事に落ちています。とくにフロントウインドウ周辺、リアフェンダーとテールランプとの隙間など、気になるところがすっかり新車状態に。
ほか、微妙にくすんでいた樹脂部分や、あまり自分でも掃除をしない給油口周りなどもきれいになっていて(メンテナンス後に給油を行おうとフューエルリッドを開けてあまりにきれいになっていたので驚いた)、車がきれいになるとこうも気分が明るくなるのか、ということを改めて認識させられます。
なお、ぼくはここ15年ほどカービューティーマックスさんに所有する車のコーティングをお願いしていますが、中にはマックスさん以外でコーティングを行った車もあります。
納車時にディーラーさんが無料でコーティングを付けてくれた場合などがそれに該当しますが、直近だとアウディTTがそれでした。
ディーラーのお勧めする結構な価格のコーティングであっても、マックスさんのクオリティに慣れていると満足できないことが多く、かつマックスさんのコーティングに比べて劣化が早いことは身を以て体験しており、とくにレンズ類など樹脂部分はすぐにコーティングが落ちてしまい水を弾かなくなることがあるのです。
ちなみにぼくのボクスターは「親水性」つまり水玉がコロコロとできずにボディに貼りついたように水が広がるコーティング。
これは上記のように露天に置く機会が多々あり、雨のち晴れといった状況ではウオータースポットができやすいということに配慮いただいたもので、その甲斐あって雨に遭ったのちでも比較的ボディは綺麗な状態を保つことができています。
もうひとつ、マックスさんの場合特筆すべきことと言えば「磨き残し」。
コーティングを行った場合、エッジ部など磨き残しや液剤の残りがあるのですが、液剤が残っているとそこに汚れが溜まり、見栄えが悪くなることがあります。
マックスさんでは最後にかなり念入りに(特殊照明のある室内で)確認してくれるので、こういった磨き残しはありません。
なお、納車後間もない時期からフロントのエアインテークの内側にいくつか落ち葉が入っており、トングがないと取れないのでそのま放置していたのですが(そのうち崩壊してなくなるだろうと気軽に考えていたこともある)、これが意外としっかり残っており、1年近くもそのままだったのですが、今回のマックスさんでのメンテナンスにてしっかり除去していただいていました。
こういった気遣い(言わなくても相手のことを考えて行動してくれる)についてもぼくはいつも感銘を受けており、見習わないとなあ、と感じる部分です。
マックスさんでは高額車両や希少車の扱いに慣れており(とくにポルシェ、そして黒い車には強い)、それぞれの車の状態やオーナーさんの乗り方にあわせてコーティングを選ぶのを手伝ってくれますので、車を美しく長く乗るにあたり、非常に心強いショップさんだと思います。
ぼくは車を大切にするあまり非常に猜疑心が強く慎重で、あまり人を信用しないほうなのですが(そのために、自動車の購入時同様にショップはかなり念入りに探しますし、満足しなければ一度何かを頼んでもすぐに別のショップを探します)、マックスさんの場合はいつも安心して車を預けることができる、と考えています。
ほかにもいくつか、自動車を維持し楽しく乗るにあたり心強いショップさんがありますが、折に触れて紹介して行こうと思います。
いつもながらマックスさんには感謝です。