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【試乗:ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ~4】レーシングドライバーを乗せて運転する緊張感はハンパない

2018/02/07

| 試乗中、ずっと自分は笑っていた |

lamborghini huracan

ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ試乗、最終章。
これまでは内外装のチェック、そしてその後高速道路上での試乗へ。
今回は無事に試乗を終えてランボルギーニ大阪さんへと戻り、改めてウラカン・ペルフォルマンテの印象を振り返ってみます。

プロのレーシングドライバーを乗せて走る経験はそうそうない

その後は高速道路を降りて市街地を抜け、ランボルギーニ大阪さんへと無事帰還(織戸学選手をもしもの事態に遭わせるようなことがなくて本当に良かった)。

なお後方視界についてはスタンダードなウラカン(標準リアフード/クリアボンネット両方)に比較しても優れており、それは「フードのクリア部分の後端までちゃんと見える」ため。
ウラカンのクリアボンネットは、エンジンルーム内に用いられるフォージド・コンポジット製のカバーによる「反射」を防ぐために後端が「黒く」加工されているのですが、ウラカン・ペルフォルマンテではその「黒い」部分が少なく、そのぶん後方視界が開けている、ということです。
加えてリアウイングも巨大ではあるものの、高さがあるので「ルームミラーにウイング部分がちょうど映らない」ために後方を確認しやすいようですね。

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なお市街地を運転していて思ったのは、試乗開始後に感じた足回りの硬さ、そしてシートの硬さがむしろ快感や安心感に変わっていた、ということ。
そして「音」こそはかなり大きいですが、振動が極端に小さいのでまったく不快感は無い(おそらく同乗者にも)ということ。

ちなみにサウンドは「ストラーダ」「スポーツ」「コルサ」で順をおって大きくなりますが、「コルサ」でも快音と言える音質であり、「うるさい」と感じるような周波数は含まれていないようですね(ランボルギーニは最近音質に関わる研究施設をオープンさせており、人の耳に入る周波数についてはかなり細かい調整を行っている)。

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そして「コルサ」というとこのメーターですが、これはウラカン・ペルフォルマンテのみに備わる表示です。
ほかの「ストラーダ」「スポーツ」での表示はスタンダードなウラカンと同様の表示ですが、微妙に表示が異なり、とくに「スポーツ」では色調も変わります。

シフトショックはいい意味で「大きめ」に設定されており、ガッツンガッツン繋がる、そして大パワーを伝達する強力なクラッチが圧着されている、という印象があります(このショックが頼もしい)。
アクセル操作に対するレスポンスもスタンダードなウラカンに比べるとかなり鋭くなっているようで、「アクセルを踏んだ瞬間にガツンと車が前に出る」という印象。
これは本当に「ガツンと」車が加速し、これはターボエンジンではどうやっても感じることのできないダイレクトさ(いかにターボラグ”ゼロ”を謳っている車でも)。
すべての操作に対する反応がダイレクトで気持ちよく、ウラカン・ペルフォルマンテは「ライトウエイトスポーツ」的な印象すら受ける車ですね。

ランボルギーニ大阪さんにもどってきて気づいたのは「試乗中、終始自分は笑っていた」ということ。
それだけ楽しかったということですが、これだけ楽しい車、というのもちょっと他に探すのは難しそう。
試乗を終えて車を降りた後にも「この楽しさを誰でもいいから(そのあたりの通行人でも)捕まえて語らねば!」という衝動に駆られるほどで、とにかく「最高のドライビングマシン」であるのは間違いない、と断言できます。

ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテに乗ってみてどうだった?

見た目はハードでスパルタン、まさにランボルギーニの掲げる「エクストリーム」を地でゆく車。
実際に乗ってみるとその足回りやシートの硬さは尋常ではなく、「市販車」の概念を大きく超えています。

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ただし実際に自分で運転してみるとそれらが「安心感」「快感」に変わってしまう不思議な車で、純粋に運転を楽しめる、とにかく楽しい車。
640馬力という高出力を誇りますが、その馬力を安心して使うことができ、ビシリと安定していて恐怖のかけらも感じさせない車でもありますね。

ウラカン・ペルフォルマンテ発表時は「ここまでの高性能はいらないだろう」「自分の使い方だと性能を使いきれない」と考えていましたが、ここまで安全にこの性能を引き出せ、かつ通常のウラカンよりも安定していて安全となれば(しかも後方視界がいい!)選ばない理由はない、とまで心境が変化することに。

もちろんその分高価ではあるものの、これだけカーボンパーツが付与されていて、しかもランボルギーニ入魂のアクティブエアロまで装着されているとなると「バーゲンプライス」と考えてよさそう。
もちろん売却時の残価率もスタンダードなウラカンに比べて高いことは容易に想像でき、今は「ウラカン買うならペルフォルマンテ」と考えているところ。

なお、最後になりましたが試乗の機会を用意していただいたランボルギーニ大阪さん、そして一緒に試乗していただいた織戸学選手には改めてお礼申し上げます。

織戸学選手はメディアで見る通りのハンサムな、そして終始にこやかな人当たりの良い好人物。
今後の活躍も引き続き応援したいと思います。

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試乗をさせていただいたのはランボルギーニ大阪さん

ぼくがガヤルドとウラカンを購入したディーラーさんで、営業/メカニックの方々共々たいへんお世話に。
ランボルギーニ神戸さんも同じ系列となります。ランボルギーニ大阪
〒541-0057 大阪市大阪市中央区北久宝寺町3-6-1
電話:6-6282-0357

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