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トヨタ86を購入するとしたら?その仕様とオプション、支払い方法を考える

2016/10/18

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さて、先日試乗したマイナーチェンジ後のトヨタ86。
マイナーチェンジ前に比べてスポーツカーとしての純度が増しており、腕を磨くには最適な車と言えます。
そこで購入するならばどういった仕様が良いのかをここで考えてみることに。
現金かローンか等の支払い方法も合わせて考えます。
まず、現実的な仕様にて見積もりを取得した内容が下記の通り。

支払総額 3,768,352円
(内訳)
車輛本体価格2,981,880円
ザックス ショックアブソーバー 54,000円
エントリーナビ 108,000円
ETC車載機 27,000円
ETC登録 2,700円
自動車税 3,200円
自動車取得税 74,500円
自動車重量税 36,900円
自賠責保険料 40,040円
OSS申請代行費用 26,568円
納車費用 9,504円
希望ナンバー代行費用 5,940円
預かり法定費用 8,600円
預かりリサイクル預託金 9,320円
印紙代 200円
車検費用 119,320円
メンテ費用 66,000円

現金だと「総支払額」の3,768,352円を支払えば良いだけですが、そう簡単に現金を用意できるわけでもなく、ローンだとどういった支払いになるのかをここで検証。
頭金100万円入れて5年間の残価設定ローンにした場合だと、5年後のトヨタ86の残価は車両本体価格の25%=75万円となり、総額3,768,352円からこの75万円を差し引いて金額を60回支払うことになります(最後の1回=61回目が残価の支払)。

頭金100万円だと月々52,962円で、頭金150万円だと(下の画像)47,200円/月。

なおトヨタはちょっと金利が高く(4.9%)、他でローンを借りた方が総額を安く抑えることができるかもしれませんね(278万円くらいを5年借りると、手数料と金利で36万円にもなる)。
他でローンを借りると残価設定ローンを使えなくなりますが(一部使える借入先もある)、その場合は総支払額と月々払える額とのバランスということになり、最終的な値引きなど含めて「トヨタで借りるか、他で借りるか」を検討する必要がありそうです。
※トヨタにとっては金利も利益であり、ローンを組んだ方がトヨタにとっては助かる

上記(見積もり取得時)であまりオプションをつけていないのは、「納車されてある程度走ってみないとチューニングの方向性が決まらない」ため。
86はかなり懐の広い車であり、様々なチューニングに対応してくれること、そしてトヨタ(TRDやモデリスタ)側も相当に豊富なカスタム/チューニングパーツを用意しているので、焦って最初からオプションを取り付けてしまうと後々「こんなはずじゃなかった」ということにもなりかねません。

それでもある程度金額を把握する必要があるのでオプションの内容を確認してめぼしいものを抽出しますが、これは星の数ほどあって選ぶのが大変。
まずは「走り系」か「ドレスアップ」かを決めてお金を配分しないといけないのですが、ぼくはやはり「走り」系。
見積もり取得時にはザックスのサスペンションをメーカーオプションとして選択していますが(サスペンションは後で付けると工賃が高いので)、納車後に必要なオプションで大きなところだとマフラー、ホイールは必須。
トヨタ純正でもそれらはラインアップされていますが、選択肢からすると社外品の方が多く、ホイールだと圧倒的に社外品が安いので、これは購入後に検討することになりそうです。
マフラーとタイヤ/ホイール合わせると50万円くらいは必要になるかもしれませんね。

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あとはブレーキやエアロパーツ、補強系ですが、これも用途に合わせて相当数の選択がありますね。
補強に関しても「ガチガチに固める」系と「ボディダンパーでしなやかに補強」系があり、試乗した印象では後者の方が良いのではと思いますが、これも納車後に様々な条件で走らないと方向性を決めることはできません。
ブレーキについてもキャリパーごと交換するものやローター+パッドのセット、パッドだけなどがありますが、これも純正の性能が高いのでスポーツ走行を重ねて磨耗してからの交換で良さそうです。

なお新型86では「空気の流れ」に以上にこだわっており、オプションパーツに関してもやたらエアロ関係が多いのが特徴。
もしかすると「空気の流れにこだわった」ということ自体がオプションパーツを販売するための戦略かもしれませんが(なんとなくエアロを選択しなくてはならないような気がしてくる)、とにかくエアロパーツが多いですね。

現時点で実際に選ぶかどうかは不明ですが、装備したいもの、興味のあるオプションパーツもしくはチューニングパーツについては下記の通り。

・ドライブレコーダー(社外)
・レーダー探知機(社外)
・マフラー(社外)
・タイヤ/ホイール(社外)
・エアロスタビライジングカバー(TRD、前後フェンダーに取り付ける整流パーツ) 17,280円
・フロントフェンダーエアロフィン(カーボン製の整流パーツ、TRD) 51,840円
・サイドスタビライジングカバー(ウインドウ下に取り付ける整流パーツ) 30,240円
・MCB(モーションコントロールビーム。ボディダンパーのようなもの?) 86,400円
・ドアスタビライザー 15,120円
・フレキシブルロードスティフナー(やはりボディダンパーのようなもの?) 60,480円
・サウンドチェンジャー 3,024円

その他高価ですがリアウインドウに取り付けて外観がランボルギーニ・ミウラみたいになる「リアウインドウルーバー(97,200円)も面白いですね。
巨大なGTウイングも純正オプションとして用意がありますが、ぼくはウイングが好きではなく、ウイングよりもサイドステップやリップ、ディフューザーなど「視覚的に重心を引き組みせることができる」パーツの方が好きなので、ウイングはまず却下。

なお現在86はけっこう注文が入っており、今注文しても納車は来年2月、とのこと。

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