| どちらも捨てがたい選択だ |
さて、テスラとアルファベット(Google)の株価が暴騰したので予定外にて腕時計の購入を検討(まだ株を売ってないので現金化してないけど)。
ぼくは「臨時収入」があったぶんは残さずパーっと使うという信条を持っていますが、おおよその予算は300万円くらいということになります。
そこで迷うのが、その価格帯の腕時計を1本買うか、それとも「予算内で5本くらい買うか」。
これについては永遠の課題でもあり、そうそうこの金額を自由に使えることはないかもと考えると「ドカンと一本」、しかし毎日いろいろな腕時計を楽しめるという意味では「いっぱいあったほうが楽しい」。
1本だけ買うならコレ
まず、1本だけ高額な腕時計を買うとしたら「オーデマピゲ」もしくは「ウブロ」。
そのほかにもこの価格帯の腕時計はあるものの、ぼくはゴツくてシャープなデザインを持つ腕時計が好きなので、やはりこのあたりが最有力となります。
そしてオーデマピゲと言えばロイヤルオーク、ロイヤルオークといえばオフショアクロノ。
すでに1本持っていて(もう一本は売却済み)、別に一本は予約注文済みですが、ついつい「別バージョン」が欲しくなるのがロイヤルオーク・オフショアクロノの魅力だと考えています。
現在持っているのはステンレススティールケースの44ミリ、予約しているのはセラミックの44ミリなので、主に素材違いの「チタン」ケースを今回対象として選ぶことに。
REF. #26470IO.OO.A006CA.01
こちらは42ミリの従来デザイン、しかしチタンケースにグレーのセラミックベゼル(プッシュボタンとリューズもセラミック)、ベルトもグレーというコントラスト薄めな一本です。
価格は3,190,000円。
REF. #26480TI.OO.A027CA.01
そしてこちらはNEWデザインのケースを持つ42ミリサイズ。
ケースはチタン、ダイヤルとベルトはブルー、そしてリューズとプッシュボタンにはブルーの装飾入り。
オーデマピゲにしては珍しく「デザイン重視の」モデルでもあります。
懸念としては、「デザイン先行」の印象が強く、それが受けずにすぐに廃盤になってしまうんじゃないかということ(価値を維持できない)。
価格は3,080,000円です。
REF. #26237ST.OO.1000ST.01
一本くらいメタルブレスを持っていてもいいいのではということでセレクトしたのがこちら。
ケースはステンレス、リューズとプッシュボタンはラバー製、ダイアルの「タペストリー」はメガサイズではなく、全体的にエレガントなデザインを持っています。
価格は3,355,000円。
ウブロ・スピリット・オブ・ビッグ・バン ブラックマジック
そしてウブロならスピリット オブ ビッグ・バン。
ぼくはこのトノー型のウブロを持っていないので、この際「ちょっと欲しかった」スピリット オブ ビッグ・バンを買ってみるのもアリ。
ただ、ウブロは購入後に価値が下がる(一定のところで止まり、下がり続けるわけではない)ので、そのあたりは覚悟が必要。
その覚悟ができなければ「安パイ」なオーデマピゲということになりそうです。
こちらはセラミックケースを採用した「真っ黒」なモデルで、スピリット オブ ビッグ・バンでは唯一(クロコダイルではなく)ラバーベルトを採用しています。
5本くらい買うならコイツらだ
そして5本くらいに価格を分散するならばと考えたのがこちら。
ざっといくつか挙げてみて、この中から数本ということになりそうですが、「選ぶ楽しみ」は複数購入パターンのほうが大きく、ついついこっちのパターンに流れてしまいそう。※中古も考慮に入れると、かなり多彩な組み合わせができる
なお、こうやってピックアップしてみると、比較的魅力的な腕時計は「70万円くらい」が一つの目安のようにも思えます。
加えて、ロレックス、チューダーの相対的な価格の安さが目立ちますが、ロレックスは中古になると「定価以上」、チューダーは中古でも「あまり新品と変わらず」、そしてその他は「2~3割は下がる」ことになり、しかしそれらの中古価格こそが「実際の評価」を表しているのでしょうね(つまりロレックスの定価は安すぎて、ほかの定価はもともと割高)。
ロレックス・エクスプローラー(214270)・・・687,500円
まずは一度は買っておかねばならないと考えるロレックス・エクスプローラー。
ロレックスのスポーツモデルは入手困難ですが、まあ何とかなるだろう、と考えています。
チューダー・ブラックベイ・ブロンズ・・・449,900円
過去にいくつかチューダーの腕時計を購入したことはありますが、最近のチューダーにはとんとご無沙汰。
ロレックスにはない、渋い「ブロンズ」に魅力を感じています。
タグ・ホイヤー・モナコ キャリバー12・・・632,500円
比較的モータースポーツとも縁の深いタグ・ホイヤー。
そして、その中でも象徴的な「モナコ」はこういった機会でないと買えないだろうな、という一本。
ブライトリング・モンブリラン38・・・740,000円
ぼくはナビタイマーを持っていますが、これはそれよりも小ぶりな38ミリ径のモンブリラン。
(あまり着る機会はないものの)スーツを着たときのために持っておいたほうがいいかも、と考えています。
なお、できればブレスレットはミラネーゼ(メッシュ)に交換したいところ。
これは中古だとかなり安く手に入る(言い換えれば新品を買うと後でツライ思いをする)ので、中古が有力な選択肢です。
オメガ・シーマスター300・・・715,000円
こちらはオメガ・シーマスター300のステンレススティールモデル(233.32.41.21.01.002)。
クラシカルなイメージが特徴的で、購入後はもちろんNATOストラップに交換ですね。
こちらもやはり中古で購入することになりそう。
IWCポルトギーゼ・クロノグラフ(IW371446)・・・770,000円
こちらもふだんは買おうと思わない、ちょっとエレガントな一本。
あぶく銭が入ったときにこそ買いたい一本ですね。
パネライ・ラジオミール・ブラック・シール・ロゴ45MM(PAM00754)・・・550,000円
意外と使い勝手のいいパネライ。
本体のデザインがシンプルなだけに、ベルトを交換するとガラっと印象が変わるところが面白いと考えています。
このパネライ・ラジオミール・ブラック・シール・ロゴ45MMは「もっとも安価なパネライ」ですが、これを購入し、ブレスレットを「アンティーク調」「鮮やかなカラーのクロコダイル」等、状況に応じて交換するのがいいかもしれないな、と考えたりします。
カルティエ サントス・ドゥ・カルティエ ウォッチ(LM)・・・797,500円
世界最初の腕時計、「サントス」。
デザインをチョコチョコ変えながら現代まで続いていますが、「 サントス・ドゥ・カルティエ」はベルトが容易に交換可能な最新モデル。
カルティエは「ジュエラー」ではあるものの、現在腕時計については内製化しており、その高い技術が評価されています。
よって例外的に「ジュエラー、ファッションブランドの腕時計の中では価値が下がりにくい」傾向があり、 サントス・ドゥ・カルティエも高い中古相場を形成しています。