| デザインは陳英傑、モデルはMTG-B1000TJ-1AJR / GST-B200TJ-1AJR |
やはりG-SHOCKといえばブラックということで、カシオがG-SHOCKに「黒」をテーマにしたニューモデル2つ(MTG-B1000TJ-1AJR / GST-B200TJ-1AJR)を追加。
なお、デザインは両方とも陳英傑(画図男)だと紹介され、カシオによると”「東洋の伝統である水墨絵」と「西洋のストリートアート」を用いた作品を作りあげる中国の芸術家”とのこと。
ここ最近は80年代を連想させるポップな色合い、そしてカモフラージュ、ミリタリーといったシリーズを発売してきたカシオですが、初代G-SHOCKそのものが(樹脂製ケースということもあって)インパクトのあるブラックボディを持っており、今回のスペシャルコラボモデルを見るに、改めてG-SHOCKとブラックとは相性がいい、と思わされます。※これまでも樹脂モデル/デジタルモデルには真っ黒バージョンが設定されていたが、メタルケースで真っ黒なのは珍しい
MTG-B1000TJ-1AJRはこんな仕様を持っている
まずはMT-Gをベースとした「MTG-B1000TJ-1AJR」。
今回の2モデル共通のコンセプトとして、下記が掲げられています。
デザインテーマは中国哲学である「太極」。「太極」の根本は「変化」であり、「変化」は「時間の流れ」に基づいています。ブラックIPや独自のプリント技術をもって時計全体に施したデザインで、「太極」=「時間の流れ」や宇宙体系の概念、すなわち、この世の万物の自然変化や規律が時間の流れと共に変化していることを表現しました。
CASIO
このモデルセレクトは陳英傑氏によるもので、ケース、ベゼル、ボタン類はブラックIP仕上げ。
ダイヤル、そしてダイヤル内の「MT-G」文字のブラックです。
ベゼルの「G-SHOCK」等の文字、ダイヤルのメモリなども「目立たない」ように配慮されているようですね。
なお、アクセントカラーとしてはブロンズが採用されており、操作ボタンの一部、インデックス、針にこのカラーが用いられています。
ケースバックには力強いフォント(筆書きのような文字)にて「G」の刻印。
ベルトにもプリントでグラフィックが施され、バックルや遊環はブラック。
「G-SHOCK全体で時間の流れ、変化、宇宙体系の概念を具現化した」とあり、カラーや物理的な可能、プリントによってそのコンセプトを表したということになりそうですね。
MTG-B1000TJ-1AJRのコンセプトを示したスペシャルカードつき(図柄は”Formless”というようだ)。
ケースも専用デザインが採用され、内箱の上蓋内側(陳英傑のサイン入り)やクッション、カラーリングが特別仕様となっています。
MTG-B1000TJ-1AJRの機能としてはベースモデルと変わりはなく、トリプルGレジスト(耐衝撃構造・耐遠心重力性能・耐振動構造)にタフソーラー、電波受信機能に加えてスマートフォンアプリ「G-SHOCK CONNECTED」にも対応。
ケースサイズは558.8×51.7ミリ、重量は123グラム、価格は税込み121,000円です。
GST-B200TJ-1AJRはこんな仕様を持っている
こちらはもう一方のスペシャルコラボモデルで、ベースはG-STEEL。
MTG-B1000TJ-1AJR同様に陳英傑のセレクトによるもので、しかしこちらのほうが「ブラック度合い」が高いようですね。
やはりコンセプトを図案と文字にて示したカード(カードそのものもブラック)が付属。
ケースバックもブラック仕上げで、陳英傑のサインが刻印済み。
ビスもブラック仕様となり、このあたりカシオのこだわりが感じられます。
ベルトにはコンセプトアートがプリントされバックルもブラック仕上げ。
もちろんパッケージも特別仕様となり、外箱・内箱ともに専用のプリントがなされます。
外箱には陳英傑のサインがエンボスにて入っていますね。
GST-B200TJ-1AJRもベースモデルと機能に変わりはなく、耐衝撃構造(ショックレジスト)、カーボンコアガード構造に加え、タフソーラーにモバイルリンク機能付き。
ケースサイズは53.3×49.2ミリ、重量は87g、価格は税込み62,700円に設定されています。
VIA:CASIO