
| ぼくはパネライが大好きだが、その反面パネライの腕時計が非常に似合わない |
それでも常に「欲しい腕時計」の筆頭にあるのがパネライ
さて、現在ぼくが「サブマーシブル」を狙っている腕時計ブランド「パネライ」より、初のゴールドブレスを備える「ルミノール ドゥエ トゥットオロ」が発表に。
なお、ルミノール「ドゥエ」は通常のルミノールがデカいと感じている人に向けた小ぶりでスリムなモデルですが、今回のルミノール ドゥエ トゥットオロはひときわコンパクトな38ミリというケースサイズを持っています。
ちなみにパネライは「デカ厚」腕時計ブームを作った腕時計ブランドの一つだとも認識していて、しかしあまりに大きく分厚いので「身につける人を選ぶ」腕時計だとしても知られ、ぼくのような細腕にはちょっとキビしいブランドでもあります。
ただ、そういった人も多いということをパネライも実感しているのか、ユーザーの裾野を拡大するために展開しているのがこのルミノール ドゥエというわけですね(ちょっと前ではあるが、サブマーシブルにも42ミリが登場している)。
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パネライ ルミノール ドゥエ トゥットオロはこんな腕時計
このルミノール ドゥエ トゥットオロのケース、ブレスレットに採用されるのは「パネライ ゴールドテック」で、これはゴールドに銅を混ぜ、しかしプラチナも含有させることで酸化しにくいという特性を実現した素材。
なお、ゴールドは非常に柔らかく、よって各腕時計メーカーともにいかに「ゴールドに実用性を持たせるか」を研究しており、このゴールドテックはパネライの一つの回答ということになりますね。

なお、腕時計本体、ブレスレットともに、すでにラインアップされているステンレススティール製モデルと同一の形状を持ち、要は素材違いということになりますが、ブレスレットは見てのとおり、パネライ特有のリューズガードの形状を模したデザインとなっています。
コマのセンターにはポリッシュ加工が施されており、ドレッシーな印象を醸し出しているところもいいですね。
現在ラインアップはホワイト文字盤(PAM01326)とネイビー文字盤(PAM01182)の二種類(どちらもサンレイ仕上げ)、価格はいずれも4,566,100円という設定です。
どちらもムーブメントはキャリバーP.900、パワーリザーブは72時間。

ルミノール ドゥエにはムーンフェイズも登場
なお、パネライはルミノール ドゥエにおいて「クラシック」「ドレス」的傾向を強化しているものと見え、今回「ルミノール ドゥエ ルナ ゴールドテック(PAM01181 / 2,625,700円)を発表。
こちらはサンドイッチ文字盤ではなく、アプライドインデックスを持っており、文字盤にはシーシェル(貝殻)が用いられるなど上品な仕様が目を引きます。

ちなみにですが、パネライの腕時計はもともとクラシカルでエレガントな雰囲気があり、そのため(そのデザインと)ゴールドケースとの相性も非常に良いと考えています。
加えて、腕時計自体がシンプルなので、ストラップ交換による印象の変化が大きく、この「ルミノール ドゥエ ゴールドテック(PAM01045 / 2,130,700円)であれば、ストラップをスカイブルーやパープル、オレンジに変更することで華やかな印象を演出でき、一方でグレーやブラウンのストラップを選択すればぐっと落ち着いた印象となり、購入後にも様々な楽しみ方ができそうですね。
参考までにですが、パネライの「ゴールドケース」は流通量が少なく(生産の問題というよりは、パネライの腕時計でゴールドを選ぶ人が少ない)、よって中古市場にもあまり出てこないようですが、パネライ自体の二次流通価格が低めなので(売り物が登場すれば)けっこう安価にて購入することができ、しかしその特徴的なデザインによって見る人へと大きなインパクトを与えることは間違いなく、「ゴールドケース入門」としては最適なブランドの一つだとも考えています(カルティエのゴールドケースも中古ではけっこう安く購入できる)。

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参照:PANERAI