果てしなき挑戦を続けるチューダーより「カーボンケース」を採用した限定腕時計が2モデル登場。ひとつはブルーの「F1」、もうひとつはピンクの「自転車レース」モチーフ

Image：Tudor

｜　いずれのモデルも独自の特徴を備える魅力的な一本でもある　｜

チューダーはケース、ストラップともにこれまでに様々な素材へと挑戦している

さて、もともとロレックスのディフュージョンブランドとして誕生しつつもデザインや素材、仕様について独自の進化を遂げて「積極的に選ぶべき理由」を備えるに至った機械式腕時計ブランド「チューダー（TUDOR）」。

ファブリックストラップ、リベットつきブレスレット、シルバーやブロンズなど「ロレックスにはない」選択肢を多数持っており、そして今回はケース素材に「鍛造カーボンファイバー」を採用したモデルをリリースすることに。

チューダー ブラックベイクロノ カーボン25はこんな腕時計

そこでまず紹介するのはブラックベイクロノ ”カーボン25（m79377kn-0001 / 1,037,300円）”。

チューダーはVisa Cash App Racing Bulls F1チームとのパートナーシップ関係にありますが、この腕時計はその2025年シーズンのマシンのカラーを反映しており、生産されるのは「2,025本」。

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ちなみに2,025本というのは腕時計の限定本数としてはかなり多い方ではありますが、つまり「それだけ売れる」「限定しないともっと売れる」ということを意味しているのだと思われます。

ケース素材は上述の通りカーボンファイバー（42ミリ径、ベゼルもカーボン製）、プッシャーは（ブラック加工された）チタン製、搭載されるムーブメントはマニュファクチュール キャリバーMT5813。

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文字盤はレーシングホワイト、そこに鮮やかなブルーのカウンターにレターが入り、クロノグラフ針の先端は「レッド」。

なお、サブダイヤルは鍛造カーボン、インデックスのベースやカレンダーの下地は「ブラック」。

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ケースバックにはF1マシンのグラフィック、そして「2025」という年号に加えシリアルナンバーが入ります。

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ブレスレットはレザーとラバーライニング、ブルーステッチが採用されたハイブリッドレザーストラップで、その表面は「激しい走行で削れたスリックタイヤの表面」を模した加工がなされます（この表現手法は新しい）。

チューダー ペラゴス FXD クロノ「ピンク」はこんな腕時計

そしてもう一本登場した「カーボンファイバー」がこちらのペラゴス FXD クロノ「ピンク」。

イタリアの最も伝説的な自転車レース、ジロ・デ・イタリア（Giro d’Italia）へとオマージュを捧げるモデルで、「ピンクジャージ」をイメージしたカラーを持っています。

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ケースはもちろん鍛造カーボン製、タキメーターやサブダイヤルのスケール、そしてファブリックストラップのセンターには「ピンク」があしらわれていますが、インデックスは「ラウンド」ではなく「スクエア」。

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リュウズやプッシャー、ケースバックはPVD加工がなされたチタン製、ケースバックには自転車レースのグラフィック、そしてシリアルナンバーも（こちらは限定本数300本とけっこう少ない）。

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腕時計業界では「グリーン」「ターコイズ」が一大ブームとなしましたが、この「ピンク」は次に来るカラーだとも言われており（スウォッチもブランパン / オメガとのコラボモデルにおいてピンクを発売）、そしてチューダーは比較的以前からピンクに注目していたということもあって、今後もチューダーから「さらなるピンク」が登場する可能性もありそうですね。

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