| ピンクを着るということは明確な意思表示のあらわれであり、それはチューダーの反骨精神と一致する |
たしかに一般的ではないが、けっこうな人気が出るかもしれない
さて、チューダーが新作としてまさかのブラック ベイ クロノ「ピンク」を発表。
なお、メンズ用腕時計に「ピンク文字盤」というのは異例であり、チューダー自身もそれほど人気がないと自覚していて「安心してください。主流でないことはわかっていますから、少量しか作りません」とコメントしています。
なお、現時点では価格や発売時期、販売方法についてはアナウンスがなされておらず、追って何らかの発表があるかもしれません。
なぜチューダーは「ピンク」のブラックベイを?
そこで気になるのがなぜチューダーがピンク文字盤を持つ腕時計を発売するのか。
乳がん啓発月間(10月)であればまだ理解はできるものの、現在はその時期ではなく、その疑問が募るばかり。
ただしチューダーはこの「ピンク」のブラックベイ クロノ発表の前日、インテル・マイアミCFのオフィシャルタイムキーパーとなり、そこでピンクとの関連性が生まれたもよう。
ちなみにインテル・マイアミの共同オーナーであるデビッド・ベッカムはチューダーのアンバサダーを努めており、そこからこの関係が発生したのだと思われます。
なお、やはりチューダーがアンバサダーを務めるジェイ・チョウもピンク好きで知られ・・・。
そのほかチュードルはオールブラックスともパートナーシップ契約を結んでおり・・・。
ジロ・デ・イタリアや・・・。
サポートするニック・フォン・ラップとの(ピンク的)関連性も。
チューダーはつまりピンクを「勇気や挑戦」を表すカラーとして捉えており、よって今回のピンク文字盤の採用につながったのだと思われ、実際にチューダーは「これらのチューダーアンバサダーは、意図を持ってピンクを着ています。 彼らは、大胆であることは現状に反抗することを意味すると知っています。 彼らにとって、ルールはありません」と述べています。
なお、ベースとなるブラックベイ クロノについて触れておくと、コントラスト仕様のサブカウンター、そしてコラムホイール構造と垂直クラッチを備えた高性能自動マニュファクチュール キャリバー持つ人気シリーズ。
41ミリサイズのステンレススティールケースにて展開され、スチールブレスのほかコンビブレス、レザーブレスといったバリエーションも揃います。
今回の「ピンク」は通常ラインナップには存在しないジュビリーブレスを持つことが(ピンクダイヤルに次ぐ)大きな特徴ですが、これに近い「ステンレススチールケース+ステンレススチールブレス」だと777,000円に設定されており、しかしこのピンクバージョンは当然ながらぐっと高い値付がなされそうですね。
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参照:TUDOR