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「前を走るクルマが逆走しているかのように見える・・・」リマック・ネヴェーラがニュルブルクリンクで見せた「顔が歪むほどの」加速力とは?【動画】

「前を走るクルマが逆走しているかのように見える・・・」リマック・ネヴェーラがニュルブルクリンクで見せた「顔が歪むほどの」加速力とは?【動画】

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リマック・ネヴェーラは「まだ秘めた性能を持っている」

0-100km/h加速最速記録に加え、リバーススピード(後退速度)の世界記録も持つリマック・ネヴェーラ。

かつてはEVとしてニュルブルクリンク最速ラップを誇っていたものの、最近になってシャオミSU7 ウルトラにその座を奪われています。

それでも「ネヴェーラは遅くない」どころか、とんでもない性能を持つことをユーチューバー、そしてニュルブルクリンクのスペシャリストでもあるミーシャ・シャルーディンが自身の公式YouTubeチャンネルに公開した動画にて証明することに。

サーキット向きじゃないタイヤでもこの速さ

このラップは記録を狙ったものではなく、装着されていたタイヤも公道向けのミシュラン・パイロットスポーツ4S。

サーキット走行には(それほど)適していないタイヤながら、その加速は衝撃的で、今回は「自走してニュルブルクリンクへとやってきて、自走して帰る」予定であったことからも”無理”はしていないものの、それでも他のクルマを圧倒する走りを見せています。

動画に(ニュルブルクリンクのコース上を走るクルマとして)登場するのはマツダ・ロードスターのようなライトウェイトスポーツではなく、BMWやポルシェといった実力派たち。

それらのクルマをネヴェーラは”まるで止まっているかのように”追い抜いてゆくわけですね。

Rimac-Nevera (2)

最終ストレートでは325km/hを記録

動画ではウォームアップから始まり、タイヤが温まってイエローフラッグゾーンを抜けたあたりから本領発揮。

速度が200km/h(約124mph)を超えている時間の長さも圧巻ですが、前後のトルク配分がリアルタイムで表示されるダッシュボードもひとつの見どころで、しかし約21km(13マイル)のラップを走っただけでバッテリー残量が64%から30%に減るほど、その尋常ではない消費電力にも驚かされます。

最後のストレートでは、ネヴェーラが時速202マイル(約325km/h)に到達し、これはカタログ上の最高速よりは控えめですはあるものの、それでもほとんどのクルマの最高速を凌駕しており、周囲のクルマがまるで「逆走している(こちらに向かって飛んでくる)」かのように見えるほどのスピード感が恐ろしく、リマックはその秘めたるパフォーマンスを開放し、どこかで「ニュルブルクリンクの(EV)王座奪還」を狙ってくるのかもしれませんね。

リマック・ネヴェーラがニュルブルクリンクで脅威の加速を見せる動画はこちら

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参照:Misha Charoudin(Youtube)

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JUN

2013年より当ブログを運営中。 国産スポーツカー、ポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリ等を乗り継ぎ現在に至ります。 単なる情報の記載にとどまらず、なにかしら自分の意見を添え、加えてクルマにまつわる関連情報(保険やメンテナンスなど)を提供するなど「カーライフを豊かにする」情報発信を心がけています。 いくつかのカーメディアにも寄稿中。

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