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【間もなく公開、前後ランプがベンツマーク】メルセデスAMGの次世代GT 4ドア後継モデル、EV時代のフラッグシップに?

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Image:Mercedes-AMG

| 新型AMG GT 4ドアはリフトバック廃止?AMG流「4ドアクーペ」EVの進化系 |

発表は2025年6月予定、AMGの未来を担う1台に?

メルセデスAMGが開発中の新型4ドアモデル、つまりAMG GT 4ドアクーペ後継モデルがいよいよ来月に発表される見込みです。

すでに公開されているティーザー画像ではシルエットのみを確認できましたが、今回メルセデスAMGが公式Facebookページへとより詳細なプロトタイプの画像を公開し、その全貌が徐々に明らかになっているというのが現在の状況です。

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伝統の「リフトバック」を廃止?新型AMG 4ドアはセダンスタイルか

今回公開されたティーザー画像では、AMG GT 4ドアクーペで採用されていたリフトバック式テールゲートが廃止され、通常のトランク式に変更されている可能性が見て取れます。

クーペ風のルーフデザインは継続されているものの、このニューモデルが「AMG GT 4ドアクーペ」という名称を継続するかどうかはわかっておらず、しかし様々な点において「刷新」が図られるものとも考えられ、よって名称自体も改められるのかもしれませんね。※AMG GTの性格も大きく変わった

実際のところ、従来のGT 4ドア クーペよりもよりラグジュアリーセダン寄りのシルエットへと変更されているように見え、そのポジションが大きく引き上げられる可能性も見えてきます。

  • リアガラスとスポイラーの間に明確なパネルライン
  • 大型マルチスポークホイールとフラッシュドアハンドル
  • クーペ的な流麗なルーフライン

フロントフードは開閉式?フランク搭載の可能性も

フロントには開閉式のフードが備わっているようで、前部に収納スペース(フランク)を設けている可能性も(メルセデス・ベンツ「EQ」シリーズのセダンはフロントフードの開閉ができず、収納スペースも持たない)。

ヘッドライトとテールランプはほぼ市販状態に近いデザインに見え、デイタイムランニングランプ(DRL)も搭載されていますが、ここ最近のニューモデルが採用する「スリーポインテッドスター」を模した発光グラフィックを持つこともわかります。

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新型AMGは「AMG.EA」プラットフォーム採用のピュアEV

この新型モデルは、メルセデスAMGが開発したEV専用プラットフォーム「AMG.EA」をベースに設計されており、軽量・高効率を誇るYASA製アキシャルフラックスモーターを採用する予定だとされ、同モーターには以下のような性能が期待されています。

  • 最大出力:約480馬力(1基あたり)
  • 最大トルク:約800Nm(590 lb-ft)

なお、メルセデスAMGは新型AMG GT 4ドアクーペと同じプラットフォーム / パワートレーンを使用したSUV版も同時に開発しおり、両モデルにてスペックも「ほぼ共通」になる可能性が大きそう。

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システム総出力は約1,000馬力超?駆動方式はAWDかRWDか

今回の新型AMG GT 4ドアクーペには2基のエレクトリックモーターが搭載され、システム総出力は約1,000馬力・1,350Nm以上とも予想されています。
現時点では、AWD(四輪駆動)になるのか、それともリア駆動で“後輪暴れ馬”になるのかは未確定。

いずれにせよ、圧倒的なパフォーマンスは確実だと見られていますが、その(予想される)性質、そして現在のメルセデスAMGの顧客のほとんどがAWDを求めているという事実からすると、「AWD採用」が濃厚(ほぼ確定)なのかもしれません。

  • AWD:トラクション性能の強化、安全性重視
  • RWD:ドライビングプレジャー重視、ドリフト可能性
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新型AMG GT 4ドアクーペの重量は2,500kg超?AMG GT PHEVと同等クラスか

高出力EVの宿命ともいえるのが「車体重量」。

ただしV8エンジンを搭載する搭載のAMG GT 63 S E パフォーマンス(PHEV)は、すでに2,390kgもの重量を誇るヘビー級であり、高出力を担保するための大容量バッテリーを搭載するとなると、新型メルセデスAMG GT 4ドアクーペに重量はAMG GT 63 S E パフォーマンスを超えて2,500kgを軽く超えるのではとも見られており、それでも軽快なフィーリングを実現するためには高いレベルのサスペンション設定やシャシー制御技術が問われることになりそうですね。

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