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かかった費用の割には全く速くならないけれど。それでも自分の満足のために内装をカスタムしたマスタング

2018/11/19

| 内装フルカスタムのマスタングが一気に二台も登場 |

ブルガリアのインテリアチューナー、Vilnerがマスタング・コンバーチブルの内装カスタムを一気に二台公開。
一台目のマスタングはブラックをベースにレッドとホワイトを使用していますが、ボディカラーがブルーなので、全部合わせると「アメリカ国旗」カラーに(これを狙ったのかどうかは不明)。

ホワイトは「ダブルストライプ」として再現されており、これはおそらくボディ上にあるダブルストライプと揃えたのかもしれませんね。

カスタム路線は「シンプル」

Vilnerはこれまでにもマスタングの内装カスタムを手がけていて、マスタング以外の車でも素材や加工含め「もっと」手の混んだカスタムを行っているものの、今回の二台は比較的シンプル。

ただしそのクオリティは抜群で、シートバックにある馬(マスタング)の刺繍はいまにも駆け出しそうなほど生き生きとしていますね。

そして上から見るとこのインパクト。
コンバーチブルだけに見える面積が大きいことがその視覚的効果を高めていますが、シートだけではなくアームレスト、ステアリングホイールにも施されたダブルストライプがなかなか秀逸。

もう一台のマスタングはさらにシンプルにブルーとブラック

そしてもう一台のマスタング・コンバーチブルのボディカラーも奇しくも同じブルー。
ブラックのスムースレザーにブルーのアルカンターラを合わせるという手法です。

リアスピーカーの周囲もトリミング。
これらの「パターン」はVilnerオリジナルだと思われますが、単にレザーを張り替えるだけではなく、シンプルながらもこういった装飾が施されるのは「さすが」と感じるところ。

ダッシュボード、メーターフード裏、センターコンソール内側もブルー。
なかなかに芸の細かい仕上がりですね。

なお、インテリアのカスタムは「非常に」お金がかかりますが、その割に「ビタイチ速くならない」。
パフォーマンス的に考えると、とんでもなくコストパフォーマンスの悪いカスタムだと言えるものの、実際に乗っていると直接目に触れ、手にも触れる部分だけにオーナーの満足度はかなり高そう。

加えて、「他の誰のクルマとも似ていない、自分だけのオリジナル」だと胸を張れるのもいいですね。

最近はクルマの楽しみ方もずいぶん幅が出てきており、こういった内装カスタムやカスタムペイントなど、「パフォーマンスに関係なくとも」自分の嗜好をクルマに反映させる人も増えてきたように思います。

VIA:Vilner

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