| 独特のデザインセンスを持っていて意外とカッコいいかも |
さて、ロシアのSCLグローバルなるチューナー(デザインカンパニー?)より、メルセデス・ベンツやランボルギーニ、日産やトヨタ/レクサスのチューニングカーが登場。
そしてちょっと面白いのはそのネーミングで、日本車のチューンに対して「ゴジラ」はもちろん、「HAKAMA(袴)」や「GOEMON(五右衛門)」といった日本っぽい名称が与えられています。
なお、上の画像はトヨタ・ランドクルーザー200「HAKAMA(袴)」。
ボンネット、フロントバンパー、リアバンパー、オーバーフェンダー、サイドスカート、ルーフスポイラーにトランクリッドスポイラー、フロントグリルによって構成されています。
レクサスRX「GOEMON」
こちらはレクサスRX「GOEMON(五右衛門)」。
kこちらの構成パーツもランクルと同じくボンネット、フロントバンパー、リアバンパー、オーバーフェンダー、サイドスカート、ルーフスポイラーにトランクリッドスポイラー、フロントグリルとなりますが、なんといってもこのスピンドルグリルが「とんでもなく目立つ」形状に。
レクサスのスピンドルグリルは何かと議論の的ですが、ここに手を付け、さらに前面に押し出すチューナーは他になく、その意味でもSCLグローバルは”只者ではない”のかも。
オーバーフェンダー形状、スポイラーやリアディフューザー形状もアグレッシブですね。
パーツの一部に「グレー」を使用したところはけっこうナイス。
レクサスNX 「KOTARO」
そしてこちらはレクサスNXのカスタムカー、KOTARO(小太郎?)。
フロントバンパー下部やフロントフェンダーの造形はなかなかに秀逸で、コンセプトカーっぽい印象すらありますね。
パーツ構成はレクサスRXと同じとなり、いずれのパーツも加工無しで「ポン付け」できるそうです(それにしてもスゴいなこのフロントグリル・・・)。
日産GT-R「GOJIRA」
こちらは日産GT-R「GOJIRA(ゴジラ)」。
「GODZILLA」ではなく「GOJIRA」と表記されていますが、これは商標権を回避するためなのかもしれません。
ボディパーツは18ピース構成となり、SCLグローバルによると「90%ものボディパーツを入れ替えた」。
構成内容はボンネット、ルーフカバー、トランクリッド、フロント/リアバンパー、リアウイング、前後オーバーフェンダー(+6cm)等となり、FRP製もしくはカーボン製を選択可能(価格は”ASK”)。
フロントやサイドのウイングレットつきパーツのデザインは独特で、ボンネットやリアウイング、リアフェンダーも斬新な形状を持っていますね。
ポルシェ911「VENOM」
さらにSCLグローバルでは911のエアロパーツもリリースしており、こちらは「33ピース」というさらに複雑な構成を持っています。
フロントバンパーがまるごと入れ替えられていて、これは一見すると「未来派レンダリング」のようなデザイン。
そこからワイド化されたフロントフェンダーへと連続し、911GT3 RS風のルーバーも見えますね。
フェンダー下部にはウイングレットつきサイドステップが装着され、そのままリアフェンダーへ連続します(リアフェンダーも交換されている)。
リアもバンパーまるごと入れ替えられてディフューザーは巨大化し、リアウイングもそれにシンクロするかのように大型の「2階建て」へと変更済み。
ルーフとドア以外はすべて入れ替えられているように見え、ホイールやタイヤレターを見てもなかなかのカスタムセンスを持っている、と言えそうです(イメージは911ターボSエクスクルーシブなのかもしれない)。
ランボルギーニ・ウルス
こちらはとくにペットネームが与えられてない、ランボルギーニ・ウルスのカスタム。
ただしその内容はほかモデル同様に過激のひとことで、ウイングレットを活かしたシャープなデザインが特徴。
なお、このエアロキットは42ものパーツで構成されており、ボンネットやフロントバンパー、フロントスプリッター、サイドステップ、ルーフスポイラー、リアバンパー等が交換対象に。
ホイールはこれもまた「未来派レンダリング」でよく見られるようなデザインを持っていて、なかなかに斬新なルックスを持つようです。
現段階ではほぼ知名度のないチューナーではありますが、他のチューナーとは異なる傾向を持っていて、プロモーション次第では人気が出るかもしれませんね。
VIA:SCL Global