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フェラーリの限定レアモデル、「599GTO」が販売中。米中古市場に登場するのは2年ぶりながらも価格は15%ダウン

2018/01/01

| 中古市場に登場するのは二年ぶり |

フェラーリ・ロングアイランドにて、599台限定、超レアなフェラーリ599GTO」が販売中。
この車体には599XXをイメージしたウイングレットがCピラーに取り付けられており、かなり珍しい仕様となっています。
なお599GTOは599XXのパーツをオプション装着でき、この車体もウイングレットをオプションにて取り付けたのかもしれません(ただし公道での使用は不可だとされている)。

フェラーリ5990GTOって?

フェラーリ599GTOは2010年に599台限定で販売。
ベースとなる599GTBフィオラノよりもサーキット専用モデルである599XXとの共通部品の方が多いとされ、6リッターV12エンジンは661馬力を発生します。
なお、「599GTBフィオラノ」は日本では「599」として発売。
というのも「GTB」はトヨタ、「フィオラノ」はオートバックスが商標を保有していたため。
エンジンは6リッターV12/630馬力で、これをフロントにマウントし後輪を駆動する、当時のフラッグシップモデルですね。

599GTOはこのエボリューションモデルとも言えますが、実際は599のサーキット専用モデル「599XX」を公道走行可能な仕様へと変更したもので、0-100キロ加速3.35秒、最高速度は時速335キロと言うスペックを持ち、フィオラノ・サーキットではエンツォフェラーリのタイムを1秒短縮したとされる(当時)、フェラーリ史上最速を謳ったクルマでもあります。

なおアメリカにて販売されたのは125台のみとなり、そのため取引額は「億」を超えるのが通例。
これまでも1億円~1億5000万円程度で取引されており、しかし今回の車両はそれらよりも安い8500万円。
走行距離は4,626キロ、とさほど多くはなくコンディションも良さそうなので、若干想場が下がり気味なのかもしれませんね。

なお画像は「レッド」を残してモノクローム加工されている模様。
よってブレーキキャリパーやテールランプなどもモノクロとなっており、実車は画像とやや異なる印象を持つことになりそうです。

こちらがそのウイングレット。

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