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トヨタが新型RAV4を発表。ワイルドなアウトドア派に変身し、これは売れそう

2018/03/30

| 新型トヨタRAV4はかなりイケてる |

トヨタが新型(5代目)RAV4を発表。
現段階では日本導入が決まっておらず、北米中心の「海外モデル」ではありますが、日本での発売も検討されており、「見逃せない」一台。
RAV4は24年の歴史を持ちますが(初代は当時人気絶頂のキムタクがTVCMに出演して話題に)、日本市場では3代目を最後に販売が終了しています。

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新型RAV4はアウトドア派に変身

なおRAV4は北米トヨタにとってカローラに続くほどの人気モデルで、トヨタにとっては「稼ぎ頭」のひとつ。
フォルクスワーゲンでいうゴルフのようなものですが、モデルチェンジにおいては「絶対に外してはいけない」一台。

しかしながらトヨタはこれまで非常にうまくRAV4のモデルチェンジを行なっており、初代のコンパクトでラウンドしたデザインを持つ「シティ派SUV」から代を変えるごとにデザインを変更し(大きくなり)、最新モデルでは「本格オフローダー」っぽいルックスに(つまりこれまでもキープコンセプトのモデルチェンジではない)。

新型RAV4はティーザー画像で予告した通り「FT-ACコンセプトそっくりの外観を持っていて、しかしそれよりもぐっと洗練された印象。
実際にFT-ACは発売されると言われますが、ここまで雰囲気が似ていると「FT-ACは(競合を避けるために)発売されないんじゃないかと思えるほど。

↓こちらがFT-ACコンセプト

先代RAV4もシャープなラインを持っていたものの、今回の新型RAV4はずいぶん(スマートというよりは)マッスルな印象があり、シティ派から一気にアウトドア派へとイメージチェンジした感じ。
LEDヘッドライトは睨みをきかせており、フェンダーの盛り上がりとプレスラインは力強さを感じさせるものでもあります。

↓こちらが先代RAV4

新型RAV4はインテリアも大きく進化

新型RAVでは内装やその装備も大きく進化。
完全に刷新されたデザインを持ち、先代の面影を残すのは「ステアリングホイールのみ」。
7インチサイズ(オプションで8インチにアップグレード可能)のインフォテイメントスクリーンをセンターコンソールに持ち、アップル・カープレイ、アマゾン・アレクサ、アンドロイドオートにも対応。

シフトノブやエアコン操作スイッチなどは最新の欧州車やフランス車(というかプジョー)を連想させるほどのオシャレさを持っていて、「トヨタ車もここまで来たか」と思わせるものがありますね。

安全面についても抜かりはなく、8つのエアバッグにトヨタ・セーフティセンス(衝突回避支援パッケージ)を備え、これについてはトヨタのページにて詳細が解説されています。

なお新型RAV4のプラットフォームはもちろん最新のTNGA。
C-HRやプリウス、新型オーリスにも採用されるもので、ホイールベースは1.2インチ(3戦地)、全幅は0.4インチ(1センチ)増加し、逆に全高は0.2インチ(5ミリ)マイナスに。



ボディ剛性は先代に比べ57%向上しているとのことで、TNGA採用車としては最初の(ガソリン駆動)4WDとなり、ダイナミック・トルクベクタリングを持ち「8前後左右に」アクティブにトルクを分配。
ただしエントリーグレードはトルクベクタリングを持たず、ハイブリッドモデルは駆動方式として「AWD-i」を採用するようですね。

エンジンについては2.5リッター直4でトランスミッションは8AT。
ハイブリッドバージョンは同じ2.5リッターエンジンにひとつのモーターを組み合わせ、こちらのトランスミッションはCVTが組み合わされます。

グレードは「リミテッド(アメリカ人は本当にこのグレード名が大好きなんだなあと思う)」「アドベンチャー(これは先代でも用意されたワイルドなもの?」「XSEハイブリッド」。
リミテッドには19インチホイールほかクロームの加飾など豪華装備が与えられ、アドベンチャーだと「アイスエッジ」カラーのルーフ、ミッドナイトブラックメタリック、ブルーフレームなど3色から選べるボディカラー、オレンジアクセント付きのインテリアが専用装備。

現段階ではもちろん日本への導入や価格、グレードについてはコメントはなく、しかし北米では2019年初めから納車が始まる、とのこと。

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