| これまででもっとも劇中のKITTに近いレプリカ |
ナイトライダーに出てくる「ナイト2000」、KITT(Knight Industries Two Thouthand)のレプリカが登場。
ただし単なるレプリカではなく、「史上最も精巧なレプリカ」だと評されています。
ナイト2000というと日本でも知名度が高く、そのボイスを収録したレーダー探知機が発売されたほどですが、アメリカではその人気は(当然ながら)さらに高く、これまでも多くのレプリカが登場していますね。
実際のナイト2000はこんなに運転しにくいぞ。ナイトライダーに乗ってみた動画
かかった費用は550万円
「ナイトライダー」劇中に登場したKITTは完全自動運転、人工知能、コミュニケーションシステムなど、現代のクルマを超越する、しかし現代のいずれの自動車メーカーが目指す機能を持っており、1980-1990年代の作品ながらも「かなり先を行っていた」と言えそう。
なお、機能としては「ターボブースト」「音声解析」「追跡モード」「サイレントモード」「シートイジェクト」など数々の装備が与えられています。
↓劇中のスクショをもとにボディラインを分析!
今回KITTのレプリカを作成したのはアメリカ在住のクリス・ブラジウスさん。
彼は6歳の頃に「大人になったらKITTを所有する」と宣言していたそうで、今回みごとその夢を実現した、ということに。
レプリカのベースとなったのは1982年モデルの(劇中で使用されたクルマ同様)ポンティアック・トランザム。
↓コンソールは見た目だけではなく、ちゃんと動作する!
彼が6歳の頃に抱いた夢を実現するためにここまでのスキルを身につけたのか、それと関係なくスキルを身につけ、その段階で子供の頃に抱いた情熱を思い出してレプリカを作成したのかは不明。
しかしいずれにせよ、とんでもない情熱の集大成であることは間違いなさそう。
外装の製作技術、電子技術とも尋常ではなく高いレベル。
これを個人で作ってしまったというのは驚き以外のなにものでもない、と思います。
改造にかかった時間は2000時間と約550万円。
彼は「1000万円積まれても売らない」と語っているものの、その倍でも出そうという人はワンサカいそうですね。
それでは動画を見てみよう
こちらがその制作過程や、完成して走行する様子を収めた動画、「Knight Rider KITT Car Replica Most Screen Accurate Build」。