| 自分でオプションを選べない人に |
マクラーレンが「570Sスパイダー・デザインエディション」を発売。
これはマクラーレンのデザイナーがその内外装について、「慎重に」選んだコンビネーションをあらかじめ用意したもので、「5種類」のバリエーションが用意される、とのこと。
なお、これはカラーのほか素材や仕上げについても「デザイナーのオススメ仕様」となっているようですね。
ボディカラーは5色
ボディカラーは「シリカホワイト」「ストームグレー」「ヴァーミリオンレッド」「オニキスブラック」「ヴェガブルー」の5色となり、このボディカラーにマッチしたインテリアカラーや素材、仕上げがそれぞれデザイナーによって選択されることに。
なおマクラーレンは「メーカー純正カスタム」にかなり早い時期から取り組んだメーカーで、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ=MSOにて無限ともいえる範囲と組み合わせのカスタムが可能。
そのぶん「自分では使用を決めるのが難しい・・・」という人も出てくるわけで、実際のところこういった人はかなり多い模様(ぼくだったら選択肢が多ければ多いほど選び甲斐がある、と思う)。
よって各メーカーとも、こういったカスタマイゼーションプログラムを選択する場合には専任のアドバイザーがつくこともあり、ポルシェのカスタム「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」にもコンサルタントへの問い合わせフォームが設置されているほど。
今回公開されたマクラーレン570Sスパイダーはオニキス・ブラック・デザイン・エデイション(Onyx Black Design Edition)、ボディカラーは文字通りオニキスブラックで、ルーフもボディカラー同色。
ホイールは10スポーク鍛造で「ステルスフィニッシュ」、そしてブレーキキャリパーはオレンジ。
インテリアはカーボンブラック・アルカンターラにマクラーレンオレンジ・ナッパレザー、オレンジシートベルト、ブラックのポリエステルメッシュとコントラストステッチ。
価格についてはおおよそ車両本体価格の5%増しくらいになるようですね。
ほかメーカーにも「デザイナーオススメ」が用意されている
なお、「オプションが多すぎて仕様を決めることができない」という声に応えるのは、マクラーレンのほかだとアストンマーティン。
DB11には「デザイナー仕様」なるお任せカスタムが10種類あり、「ニューヘリテージ」「ソフトテック」「上海ファッショニスタ」「ミステリアススポーツ」「大胆なスポーツ」「アイコニッククラフト」「テックウェーブ」「アイビーリーグ」「イブニングスピリット」「トワイライトツアー」といったもの。※アストンマーティン記載のまま
”上海ファッショニスタ”はかつてボディカラーにて用意されていましたが、一旦姿を消して「デザイナー仕様」の名称へと移動されたようで、「大胆なスポーツ」は無理やり日本語に訳したせいか「ちょっと変」な感じですね(この仕様で注文すると、注文書に”大胆なスポーツ”と記載される?)。
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