| BMWがメルセデス・ベンツをディスる |
BMWがメルセデス・ベンツをからかう動画をインスタグラムにて公開。
真っ黒なメルセデス・ベンツのSUVばかりが駐車されているメルセデス・ベンツ・ディーラー(だと思われる)へと乗りつけたガルバニック・ゴールドのBMW X2ですが、唖然とするディーラーマンをよそに、X2のドライバーはウインドウを開け、ゴールドのマイクを落として走り去ります。
本物のスターはやっぱりゴールド
なお、動画にて流れるラップの歌詞は「なんでお前がオレを見て怒ってるのか知ってるぜ」「オレのようになりたいんだろ」とかなり挑発的。※投稿時のコメントは「本物のスターはやっぱりゴールドに乗るもんだぜ」。
欧米ではこういった「相手を蹴落とすような」プロモーション手法は比較的一般的で、しかし高級車に乗るような層には好まれないのも事実。
ただ、X2はこういったプロモーションを好むであろう若年層をターゲットとしており、手法としてはマッチしているのかもしれませんね。
なお、メルセデス・ベンツとBMWとは仲が悪いわけではなく、メルセデス・ベンツはBMWの100周年に際してお祝いのメッセージをSNS上で公開し、BMWはこれにお礼をする形で翌年のAMG50周年を祝うメッセージをサーキットに掲げています。
ほか、自動車メーカー間のやりとりだとルマンをめぐるポルシェとアウディとのYoutube上でのやり取りがあり、これはポルシェがル・マン復帰を決めた際にアウディがポルシェ本社の前にアウディのレーシングカー、R18で「Wellcome back」とタイヤマークをつけ、その後アウディがルマンを引き上げた際には逆にポルシェが「Come back」とメッセージを送ったもの。
「比較広告」だとキアがアヴェンタドールとのサーキット対決動画を公開していますが、こちらは意外とユーモラスな内容となっています。
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