| GUMBALLメンバーはコンラッド大阪に到着 |
さて、ちょうど日本に到着し、本日はコンラッド大阪から京都へ向かうスケジュールの公道ラリーイベント、GUMBALL(ガムボール)3000。
ラリーといってもちゃんと法規を守って走ることになりますが、高額な参加費を払って参加している人々なのでそれなりに社会的地位や精神的余裕があり、「金持ち喧嘩せず」、つまり争わずにゆっくり走るものと思われます。
今回動画をUPしたのはShmee150氏ですが(大阪にも来ていて、コンラッド大阪の駐車場でも動画を撮影していたので、そのうち関西編もアップされると思われる)、同氏は高名なユーチューバーでもあり、「違法行為」が明るみに出ると一瞬で広告を停止される可能性もあるため、いっそう注意深く走るのかもしれません。
ロンドンからミラノ、ボローニャへ
GUMBALL3000のスタートはロンドンですが、その後参加メンバーはロンドンからフランス、そしてスイスといったルートでイタリアに入り、ミラノ経由でボローニャへ。
ミラノでは警察のエスコート付きで走行する様子が公開されています。
なお、Shmee150氏は今回、GUMBALL 3000と自身とのコラボにてTシャツを販売中。
スーパーカー系ユーチューバーは成功するとこういった「グッズ販売」に乗り出すケースが多く(Supercars Of London=SOL氏も同様)、いつどうなるかわからない動画による収益構造から脱しようとする動きもあるようですね。
そして参加者はボローニャにある「パガーニ」工場へ。
ボローニャは「スーパーカーの聖地」とも言える土地でもあり、フェラーリ、マセラティ、ランボルギーニ、パガーニ、そしてバイクだとドゥカティもボローニャもしくはその近郊が拠点となっています。
よって、現地ではこれら工場を見て回るツアーもあり、パガーニも申し込めば一般人でも見学が可能。
パガーニの工場はこんな感じ
こちらがパガーニの工場と博物館「ムゼオ・パガーニ」内部。
パガーニ・チンクエ風のカートもあります。
もちろん博物館内には歴代モデルも展示中。
雰囲気的にはアットホームで暖かく、くつろげる印象です。
館内にはパガーニに使用されるパーツなども展示。
そのうちまたボローニャを訪問することになるかと思いますが、その際はランボルギーニ創業者、フェルッチョ・ランボルギーニの息子、トニーノ・ランボルギーニ氏が運営する(自動車メーカーのランボルギーニとはまた別の)フェルッチョ・ランボルギーニ博物館、そしてこのパガーニ博物館も訪問の予定です。
パガーニはこういったイベントも開催
なお、パガーニはこれとは別に、オーナーを集めたイベント「Vanishing Point」も開催。
ケーニグセグも同様のイベントを開催することでも知られており、そしてこういったハイパーカーの購入者は「上流階級」「富豪」でもあるため、その会場も「城」といった具合に、常人では立ち入ることすら許されなさそうな会場が多いようです。
今回のイベントではツーリングも兼ねてヨットハーバー(もちろん超高級な会員限定クラブと思われる)に移動。
現在、自動車メーカー各社とも「顧客の囲い込み」がひとつの課題となっており、今後はメーカーやインポーター、ディーラー主催のこういった「限定された人々」のみが参加するイベントが(日本でも)増えてくるのかもしれません。