| レンジローバー・スポーツのライバル? |
メルセデス・ベンツが「GLG」を発売するのでは、というウワサ。
これは「GLE」をベースにしてレンジローバースポーツを仮想ターゲットに据えたものだと報じられていますが、「G」の名がつくとおり、メルセデス・ベンツのほかSUVラインアップに比較して「ややオフロード風味が増したもの」とも推測されているようですね。
装備としては車高調整が可能なエアサス、ロック可能なデフ、そしていくつかのオフロード走行向けパッケージが与えられる可能性があり、これらは「Gクラス」を持つメルセデス・ベンツであれば比較的容易に対応できそう。
SUVはこれからも「売れるかもしれない」し「売れないかもしれない」
現時点ではこのGLGについて、まだ「開発にGOサインが出ていない」とされますが、いったん「GO」となると新型GLEをベースに開発が進められることになり、新型GLEの登場が2020年だとされていることを鑑みるに、GLGの発売はそれ以降、ということに。
なお「オフロード志向」のSUVだとメルセデス・ベンツは「GLB(Gクラス風のコンパクトSUV)」を発売する、とも言われています。
現行のメルセデス・ベンツにおけるラインアップだと27モデル中(グレードによるバリエーション、AMG、マイバッハ含まず)7モデルがSUV。
BMWは26モデル中6、アウディは22モデル中5つがSUV。
現在の「SUV比率」でいえばメルセデス・ベンツはほかライバルに比べると「低め」ではあるものの、「大丈夫か」とちょっと心配になってしまいますね。
たしかに現在「SUVでないと売れない」状況ではあるものの、市場には多くのSUVがあふれることになり、一部では懸念を示すアナリストもいるようです。
SUVについてはその代替商品がなく、むしろ予想を超えてまだまだSUVが伸びる可能性だってあるとは思いますが、メーカーによって明暗が分かれるのは間違いなさそう。
アウディ「2025年には販売の半分がSUVになる」。SUV車種構成比ではアウディ55%、BMW62%、ベンツ63%、レクサス50%
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なお、下記はメルセデス・ベンツの現行ラインナップ。
B-Class
C-Class
C-Class
C-Class ワゴン
C-Class クーペ
C-Class カブリオレ
E-Class
E-Class クーペ
E-Class ワゴン
E-Class カブリオレ
E-Class オールテレーン
CLA
CLS
S-Class
S-Class クーペ
S-Class カブリオレ
SLC
SL
GLA
GLC
GLC クーペ
GLE
GLE クーペ
GLS
G-Class
V-Class