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ドイツのチューナーが「チューンド」メルセデスAMG GT Rでニュルに挑戦。GT-R NISMOより速い7:04を記録

2018/09/01

| メルセデスAMG GT Rのポテンシャルは相当に高そう |

ドイツのチューナー、RenntechがメルセデスAMG GT Rをチューンし、ニュルブルクリンクを7分4秒で走った、と公開。
もちろんこれは現在のニュル王者、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJの6:44.97には及ばないものの、現在のところ市販車(無改造)だと歴代11位に入るタイム(7分4秒でも10位に入れない、というのは驚きですが)。

なお、メルセデスAMG GT Rは無改造だとニュルのタイムは7:10.92。
たった6秒か7秒縮めただけじゃない、と思われがちですが、下記の通りニュルブルクリンクのランキングでは1位から5位まで7秒くらいしか差はなく、7秒といえども「かなり大きい」ということがわかります。

1:ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ(?万円)6:44.97(2018
2:ポルシェ911GT2 RS (3656万円)6:47,3(2017)
3:Next EV NIO EP9(?万円)6:45.90(2018)
4:ラディカルSR8LM(1780万円) 6:48.00(2009)
5:ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ(3418万円) 6:52,01(2017)
6:ラディカルSR8 6:56.08(2005)
7:ポルシェ911GT3 RS(?万円) 6:56.4
8:ポルシェ918スパイダー(9500万円) 6:57.00(2013)
9:ランボルギーニ・アヴェンタドールSV(5179万円) 6:59.73(2015)
10:ダッジ・ヴァイパーACR 7:01,30(2017)
11:日産GT-Rニスモ(1500万円) 7:08.68(2015)

出力は825馬力、セミスリックタイヤ装着

なお、ドライバーはGT選手権に出場しているレーシングドライバー、アンドレアス・シモンセン選手。
レンテックはこの結果に満足しているといいますが、メルセデスAMG GT Rにはまだまだ「ロックされた」ポテンシャルがあるといい、これをECU解析によって引き出すことでさらに高いレベルを狙える、とコメント。

今回チューンされた内容としてはブレーキシステム、サスペンションのアップグレードにセミスリックタイヤの装着、デュアルクラッチの設定変更、エンジン関係だとタービンの容量拡大とブローオフ/ECU、エアフィルターの変更によって最高出力825馬力へ(もともとは585馬力)。

レンテックはかなり速い段階からメルセデスAMG GT Rのチューンを行なっており、そのポテンシャルをいち早く見出したとも言えそう。

【まとめ】ライトからハードまで。メルセデスAMG GTのカスタム/チューン(1)

さらにレンテックは「再びニュルブルクリンクに挑戦する」としており、その際には「7分切り」を達成するかもしれませんね。

それでは動画を見てみよう

こちらがメルセデスAMG GT Rが7:04を達成した動画、「AMG GT R powered by RENNtech, record at the Nürburgring Nordschleife. Full onboard-footage. 7:04 Min」。

けっこうお気楽な感じで達成しており、もっと走り込むだけで数秒短縮できそう、と考えたりします(実際はそれほど簡単ではないのだと思いますが)。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=slCoKaiZzCs

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