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ワイルドさが人気のオフロードEV、ボーリンジャーB1に「屋根とドアが取り外せ」トコトン遊べる仕様が追加

2018/10/06

| 520馬力のオフロードEV、ボーリンジャーB1に新仕様が追加 |

「ギア的」ルックスが魅力のEV、「B1」を発表したボーリンジャー・モータース(Bollinger/ボーリンガー、フランス語読みだとボランジェ)。
これには3ドア、そして5ドア版が存在ますが、今回ボーリンジャー・モータースはこのB1の追加バリエーションとして「取り外し式グラスルーフ」を装着したモデルを発表。

なかなか取り外し式グラスルーフを持つクルマは少ないと思いますが(ガラスは重いので取り外しが困難、また破損の危険性があるから?)、ボーリンジャーB1の場合はルーフを6分割して取る外せる構造を持っています。

ルーフだけではなくドアも取り外しが可能

なお、今回追加されたボーリンジャーB1の新仕様で面白いのは、「ドアまでも取り外せる」ということ。
こちらはすべて装着した状態ですが・・・

ドアを取り外すとこう。
車体の構造は「見たまんま」で、板と角パイプを溶接して組み立てた簡単なもの。

なお、ボーリンジャーモータースはいわゆる「新興EVメーカー」に属するものの、このB1については「予想外の受注が集まった」としています。

人気化の理由は不明ではありますが、多くのメーカーが発売するEVがサルーンだったり、妙に未来的であったり、洗練されすぎている中、このボーリンジャーB1のルックスが新鮮かつ魅力的に映るのは間違いないところ。

バッテリーは当初2種類を予定しており60kWhと100kWhであったところ、今回120kWh版も追加。
60kWh版の走行可能距離が200キロ、100kWhは321キロとなっており、充電時間は60kWhが(220Vで)7時間、100kWhが12時間。
モーターは前後アクスルに一つづつの「デュアルモーター」で、当初最高時速は200km/h、0-100キロ加速は4.5秒というスペックであったものの、最新の発表だと最高速度159km/h、0-100キロ加速6.5秒、とちょっとトーンダウン。
それでも魅力的なクルマには変わりなく、実際のデリバリーが待たれる一台ですね。

なお、見た目の通りオフロード性能も高く、前後共電制デフを装備して「ロック」も可能。
最低地上高も254-508ミリのあいだで調整できるとしており、「電気は通っているものの、ガソリンが手に入りにくい」地での活躍も期待できそう。

現在のところ2019年に生産を開始し、2020年に納車開始の予定だと伝えられています。

VIA: Bollinger

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