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元BMW「M」責任者がヒュンダイ内部で昇進。ヒュンダイ上層部は欧州著名メーカー出身者で固められることに

投稿日:2018/12/21 更新日:

ヒュンダイは引き抜いた人材をうまく活用している

ヒュンダイが、これまでヒュンダイのハイパフォーマンスカー部門である「N」を率いてきたアルバート・ビアーマン氏を「ヒュンダイグループ全体の開発責任者」に昇進させる、と発表。
同氏はもとBMW「M」責任者という肩書きを持ち、ヒュンダイに請われる形で移籍。
その後はヒュンダイの「N」部門を牽引し、「i30 N」や「ヴェロスターN」、そしてヒュンダイと同じグループにあるキアのスポーツクーペ「スティンガー」の開発に従事しています。

なお、アルバート・ビアーマン氏は「M」について不満を度々漏らしており、拡大するMラインアップ、「M Sport」や「M40」といった感じで「Mブランドを活用した」商品展開に疑問を呈する発言も。

加えてヒュンダイに対しては相当に自信をもった意見を述べており、ヒュンダイにおけるポジションや仕事内容についてはかなり満足している、と考えられそう。

欧米ではヒュンダイ「N」、キア・スティンガーの評価は高い

なお、日本では「サッパリ」ではあるものの、意外や欧米ではヒュンダイ「N」シリーズ、キア・スティンガーの評判は上々。

そして今回の昇進はその功績を買われてのことだと思われますが、アルバート・ビアーマン氏はヒュンダイの開発部門においては「初の外国人(韓国人ではない)」リーダーとまるそうで、それだけ高い評価を得ている、ということになりそうです。

なお、キアのCEOはアウディTTのデザインに関わったペーター・シュライヤー氏が務めており、ヒュンダイグループのデザイン責任者はランボルギーニやベントレーで辣腕を発揮したルク・ドンカーヴォルケ氏(当初はヒュンダイ”ジェネシス”のデザイン責任者であったが、最近グループ全体のデザイン責任者へ昇進)。
そのほかにも数多くの著名デザイナーをヒュンダイは引き抜いており、車体の開発部門においてもそれは同様。

獲得した人材はうまく活用しなければ意味はない

とにかく今後大きく動きそうなのがヒュンダイグループということになりそうですが、今回のアルバート・ビアーマンの昇進、ルク・ドンカーヴォルケ氏の昇進を見ても「引き抜いた人材をうまく活用し、成果をあげている」ようにも見えますね。

かつては日本の自動車メーカー(スバルや三菱)も海外の著名デザイナーを招いてデザインを任せたことがあったものの、「パーツが変わっただけ」で全体的なデザインや印象は大きく変わらず、これらはうまく機能しなかったように思います。

つまりはデザイナーの力が最終的な製品に反映されなかったということで、このあたりは日本の硬直化した組織、そしてデザインへの軽視が感じられる部分なのかもしれない、と考えています。

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  • この記事を書いた人

JUN

人生において戻せないもの、それは4つ。「失われた機会、過ぎ去った時間、放たれた矢、口から出た言葉」。とにかくチャレンジ、しかし紳士的にありたいと思います。

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