通好みのシックな仕様とカラー、200台のみの限定販売
ダイハツが2019年に開催されるオートサロンの出展概要を公開。
今回の目玉はなんといっても「コペンクーペ」。
これは東京オートサロン2016年に出展されたコンセプトカーの市販化ということになりますが、ダイハツいわく「皆様からの声に応え」たもの。
ちなみにダイハツはコンセプトカー等の反響を真に受けることが多く、これまでも「YRV」「ミゼットⅡ」について「コンセプトカーの反響が良かった」ことから発売に踏み切ったと記憶していますが、どちらも実際に発売すると「不発」。
要は「買う買う詐欺」のようなものですが、”欲しい”と”買いたい”とは全く別な要素であるということは理解する必要があるかもしれません。
ただ、今回の「コペンクーペ」については通常モデルではなく限定販売。
台数は200第に抑えられているので完売は難しくないとは思うものの、標準モデルの「コペン・ローブ」の1,852,200円に比較してコペン・クーペは一台あたりのコストが高くなってしまい、その価格は2,484,000円~という設定です。
なお、現在のコペンの販売状況はこんな感じ。
コペン・クーペは価格に見合うだけのことはある?
コペン・クーペは文字通りコペンをクーペ化したもので、カーボン製ハードルーフを持つことが特徴。
ボディカラーはブリティッシュグリーンマイカとパールホワイトⅢのみの設定で、インテリアカラーは前者向けに「ベージュ」、後者は「ブラック」というコンビネーション。
ボディ形状のほか、特別装備としては「特製シリアルナンバープレート」「COPEN Coupe専用エンブレム」があり、標準装備だとBBS製16インチホイール、MOMO製ステアリングホイールなど。
ボディカラーやインテリアカラー、そしてBBSやMOMOといったセレクトを見るに、「シニア(ツウなナイスミドル)向け」といった印象も受けますね。
価格はボディカラーやトランスミッションによって異なり、ブリティッシュグリーンマイカの7速CVT車で2,484,000円、5MT車が2,505,600円(やはりMTは生産が少ないので高い?)。
パールホワイトⅢのほうはちょっと高めで、7速CVT車が2,505,600円、5MT車が2,527,200円だとアナウンスされています。
ちなみに購入方法は「商談権申し込み(2019/1/11~2/11)」→「抽選(2019/2中旬)」→「当選発表、そうでなければキャンセル待ち」→「商談」→「契約・納車」という流れ。※ダイハツによるコペンクーペのスペシャルサイトはこちら
ほかにも魅力的なコンセプトカーを多数展示
なお、ダイハツはこのコペンクーペのほかにもオートサロン向けに多数のコンセプトカーを展示する、と発表。
コペン セロ スポーツプレミアムVer.ほほか、ミラ・トコットには「スポルザVer.」「アクティヴVer.」「エレガントVer.」、
トール・カスタム・プレミアムVer.(このほうが実際にはコペン・クーペよりも売れそう)、
ムーヴ・キャンバス 初音ミク・リミテッドパッケージ ビーチクルージンVer.、
ハイゼット・トラック・ジャンボ・カリフォルニア工務店Ver.、ハイゼット・トラック・マルシェVer.などが出展されるようですね。
VIA:DAIHATSU