VIP系カスタムは大阪オートメッセの最大勢力
さて、オートメッセというとVIP系というイメージをぼくは持っていますが、今回はVIP系カスタムの紹介。
会場に至るまでの路上にも多数のVIP系カスタムカーが多く走っており、「こんなにセダンが存在してたんだな・・・」と驚かされることに。
そしてその多くはシャコタンに加えて「ハの字」となっていますが、これもここ数年で急激に「復活」してきたように思います。
上の画像はトヨタ・センチュリーのカスタムカー。
オーバーフェンダーにシャコタンという「定番」仕様ですね。
最近になって再流行?俗っぽいカスタムカーも
一部では根強い人気があったとは思うものの、ここ最近、一般の人でも手和田したりしているのが「族車」カスタム。
北米でも「Bosou-Zoku」として報じられるほどで、一大勢力となったというイメージも。
そしてこのあたりはモロに街道レーサー風ですね。
こちらも街道レーサー風のアルト。
もう元が何のクルマなのかわからない、フロントを延長した改造車。
このフェアレディZはフロントにトヨタ86の顔面を移植し、オーバーフェンダー+フルエアロにて武装した一台。
族でもVIPでもありませんが、こういった「コッテリ系」が多いのも大阪系カスタムの特徴なのかもしれません。
そしてとみに多いのが「引っ張りタイヤ」「ハの字」。
タイヤの接地面積が減り、かつショルダー部分で重量を支えることになるので、滑りやすい路面での運転やバーストは大丈夫なんだろうか、と思うことも。
そして意外や多かったのがレクサスLCのカスタム。
走り系よりもVIP系に振った改造が多く、こういった「超ローダウン」が多数見られます。
ちょっと不思議なのは、こういった「VIP系カスタム」のベース車両は圧倒的にセダンが多く(SUVが少ない)、そしてトヨタとレクサスが多いということ。
SUVが少ないのはさておいて、セダンだと日産では「シーマ」「プレジデント」「フーガ」、ホンダだと「レジェンド」といったセダンもラインアップされている(いた)ワケで、しかしそれらは今回殆ど見られず、やはり多いのはトヨタとレクサス。
そう考えるとトヨタとレクサスはある種の需要が非常に強い、とも考えられます(それはアルファード/ヴェルファイアを見ても理解はできる)。
そして車高をガツンと落としたR35 GT-Rも多数。
最近はこれまでのようにVIP=セダンという単純な図式だけではなく、上のレクサスLCのように、「スポーツとVIP」との融合が見られるというのも一つの特徴です。
こちらはローハンによる特殊塗装を施したキャデラック。
見た目そうとうなインパクトがあり、多数の人が足を止めていたようです(女性客からの人気が高かった)。
横にあるのはやはり特殊塗装が施されたR35 GT-R。
一時は下火になったと思われたオーディオも最近盛り返している模様。
iPadなどタブレットを埋め込んでいる車両も多いようですね。
この車両は内装フル張替えに加えて電飾、カスタムオーディオをインストールしており、相当なコストが掛かったインテリアを持っています。
こちらもオーディオ系。
とんでもない数のモニターが見えます。
そしてなぜかVIP系な人に多いのが「和風」な嗜好。
そのほか、ざっと撮ってきた動画も下に貼っておきます。