ハイパフォーマンスモデルの加速はスポーツカーも驚きの0-100キロ3.5秒
テスラが待望のコンパクトクロスオーバー「モデルY」をついに発表。
現在テスラは「モデルS」「モデルX」「モデル3」というラインアップを持ちますが、モデルYは「モデルXのコンパクト版」もしくは「モデル3のクロスオーバー版」とも呼べるもの。
ボディ形状こそ「モデルX」に似ているものの、ガルウイング形状の「ファルコンドア」は持たずに通常の開閉方法を持つドアへと改められているようですね。
なお、発表されたのはロサンゼルスで開催されたテスラの単独イベント(テスラがモーターショーで新型車を発表するのは稀)です。
テスラ・モデルYのグレード構成は4つ
テスラ・モデルYのグレードは4つで、「テスラ・モデルY ロングレンジ(Tesla Model Y Long Range)」「テスラ・モデルY デュアルモーター(Tesla Model Y Dual Motor AWD)」「テスラ・モデルY パフォーマンス(Tesla Model Y Performance)」「テスラ・モデルY スタンダードレンジ(Tesla Model Y Standard Range」。
テスラ・モデルY ロングレンジはその名の通り航続可能距離がもっとも長く、一回の充電で482キロを走行可能。
0-100キロ加速は5.5秒、最高速度は209km/h、価格は47,000ドル。
テスラ・モデルYデュアルモーターAWDもその名称の通り「デュルモーターによるAWD」で、走行性能と走破性を高めたモデル。
0-100キロ加速は4.8秒、最高速度は217km/h、走行可能距離は750キロ、価格は51,000ドルとアナウンスされています。
テスラ・モデルY パフォーマンスもデュアルモーターを備え、しかし最高速は241km/hへアップ、そして0-100キロ加速もランボルギーニ・ウラカンRWDなみの3.5秒、そして走行可能距離は450キロ、価格は60,000ドル。
これらの発売は2020年とされるものの、「モデルYスタンダードレンジ」のみ発売が2021年となり、価格は最安の39,000ドルになる、とのこと。
テスラ・モデルYのインテリアはシンプル&クリーン
インテリアもモデル3同様のシンプル&クリーンなものが採用に。メインディスプレイには15インチ液晶モニタを採用し、そしてダッシュボードの高さを抑え、さらにはグラフルーフを備えることで広い視界を確保しており、さらには広い荷室、オプションで用意される7シートなど、快適かつ使い勝手の良い室内空間を持つようですね。
そのほか360度カメラ、12個の超音波センサー、160メートル先まで検知できるレーダー等を装備したテスラ自慢の自動運転システム「オートパイロット」が与えられ、そしてエマージェンシーブレーキ、衝突警報など安全デバイスも盛りだくさん。
ボディカラーはこれまでと同じでレッド、ブラック、ホワイト、メタリックグレー、ブルーが揃います。
こちらはホワイト。
メタリックグレー。
ブラック。
なお、日本のテスラ公式サイトにおいてもモデルYの情報が公開済みとなっています。