| ブガッティEB110ファンとしては、こんな姿で実際に発売して欲しい |
ブガッティは今年で創立110周年を迎えますが、そこでウワサされるのが「ブガッティEB110(1991年)」へのオマージュとなる限定モデルを発売するのでは、ということ。
この「ブガッティEB110」は、現在の「ブガッティ・オトモビル」体制となる間の会社、「ブガッティ・アウトモビリ」時代に発売されたスーパーカー。
この数字の「110」はブガッティ創立記念ではなく、ブガッティを設立したエットーレ・ブガッティの生誕110周年を讃えたものとなっています。
ブガッティの歴史はかなりややこしい
そして、「会社は違えども」ブガッティ繋がりということで、今回(現在の)ブガッティが、1991年に発売された「エットーレ・ブガッティ生誕110周年」モデルとも言えるEB110を、「ブガッティ設立110周年記念」の折に復活させようということですね。※ふたつの110があるのでややこしい
なお、これは根拠のない話ではなく、なんと現ブガッティCEO、ステファン・ヴィンケルマンCEOが、(EB110を発売した)ブガッティ・アウトモビリの代表、ロマーノ・アルティオーリ氏を招いて今年はじめに会談を行っていることも判明。
その際には具体的な話は出なかったとされるものの、「EB110復活説」を強く裏付ける出来事でもありますね。
なお、最近公開された動画では、ロマーノ・アルティオーリ氏がブガッティEB110にて旧ブガッティ本社を走行する様子も収められていますが、1995年に経営破綻した後にも社屋は残っているようで、壁に「B」の文字が彫られた工場も確認できます。※ブガッティ・アウトモビリはイタリア、現在のブガッティ・オトモビルはフランスが本社
なお、ブガッティは昨年のペブルビーチにて、その価格6億円オーバーの「ディーヴォ」、そして自動車史上最高額となる15億円のプライスタグを掲げる「ラ・ヴォワチュール・ノワール」を発表していますが、今回の「EB110オマージュ」が発売されれば、それは10億円に達するだろう、とも言われています。
ちなみに、一番上の画像(レンダリング)は公式ではなく、アーティストの作成した「デザイナーのスケッチ」を再現したレンダリング。
ただし公式ではないと言えども、今回の一連の話をうまく視覚化したとも言えるもので、もしかしたらこれに近い状態で発表されるかもしれませんね。