| 最悪の場合、ヒートショックでオイルパンやデフケースが割れることも |
さて、久しぶりにランボルギーニ・ウラカンを洗車。
「久しぶり」というのは最近自分でウラカンを洗う機会がなかったためで、ちょっと前は煌(きらめき)さんにてコーティングのメンテナンスをお願いしたのでその際に洗車していただき、その前にはランボルギーニ大阪さんにて12ヶ月点検を受け、やはりその際に洗車していただいたため。
よって春辺りから自分で洗っておらず、そこが「久しぶり」という感覚となるわけですね。
真夏のガレージ内での洗車は「サウナ」状態
そして久方ぶりの洗車は「夏真っ盛り」。
ちょっとした事情があって走行直後に洗車を行っていますが、ホースで車体にかけた水がエンジンルームに入ってそれが蒸発するため、ガレージ内はちょっとしたサウナ状態となってしまいます。
なお、ぼくは走行直後にはできるだけ洗車しないようにしていて、その理由としては「走行直後の、熱くなっているエンジンや補機類に水がかかると、温度差による熱収縮が発生し、最悪は”割れる”等のトラブルが発生する」ため。
ちなみに走行直後のウラカンのエンジンルームについて、その温度を測ってみるとだいたい98度くらい。
もちろんエンジンはこれよりも「熱い」ということになりますね。
走行直後のスーパーカー洗車が危険なワケ
ウラカンの場合は上からも下からも大量の水がかかるわけではないのでさほど問題はないと認識していますが、一部のスーパーカーはエンジンルーム上部からドバっとエンジンに水がかかったり、クルマの下(裏)から水をかけるとエンジンやオイルパンに直接水がかかる場合も。
参考までに(ポルシェ専門店から)聞いた話ですが、走行直後の911の裏側にホースで水をかけると、「パキッ」と音がしてオイルが漏れ出したことがある、とのこと。
直接水がかかるのはオイルパンやデフケースだと思われますが、これらが熱収縮によって「割れ」、そこからオイルが漏れてきたということになりそうです。
そしてぼくは、この話を聞いてからは、洗車時に車体の下から出てくる水に「オイルが混じっていないか」を確認する習慣がついています。
今回の洗車にて気づいた問題点は「なし」
そして今回自分で洗車してみて気づいた問題点等はなく、内外装とも万全そのもの。
飛び石キズが二箇所ほどありますが、これはもう「仕方ない」と割り切るしかなさそう。
順当にゆくと(大きく汚れなければ)次回の洗車は2ヶ月後くらいの予定ですが、その頃はもう今回のような「暑さ」を感じなくて済むことになりそうなのが嬉しいですね。
なお、コーティングのメンテナンス直後なので撥水効果がまだ非常に高く、やはり水を盛大に弾いてくれると気持ち良い、と思います(そのため、親水性のコーティングはあまり好きではない)。