| 外装で手が入っていないのはルーフとランプ類くらい |
ロシアのチューナー、トップカーがポルシェ・パナメーラのロングホイールベースモデル「パナメーラ・エクスクルーシブ」にワイドフェンダーキットを装着し大幅カスタム。
このワイドフェンダーキットは、トップカーでは最高峰に属する「GTR Edition」と呼ばれるシリーズで、フロントバンパー、エアインテーク、前後オーバーフェンダー、サイドスカート、フロントフード、リアディフューザー、リアウイングなどで構成されています。
ボディキットは「パーツのみ」だと400万円くらい
さらに「GTRエディション」シリーズはカーボンファイバーを多用していることも特徴で、フロントフード、サイドスカート、フロントスポイラー、ドアミラー、リアディフューザー、リアウイングといったところがカーボンファイバー製。
フロントバンパー前面はガバっと口を開けた形状を持ち、横方向のルーバーがアグレッシブな雰囲気ですね。
グリルガイドにもカーボンファイバーが採用されています。
パナメーラ・エクスクルーシブは「15センチロング」なホイールベースが特徴で、功績シートヒーターやパノラミックルーフ、電動ロールブラインド、アダプティブエアサスペンション等が標準にて装備され、後席の快適性が追求されたモデル。
今回のトップカーによるパナメーラ”GTRエディション”のようなルックスであれば、ついつい自分で運転したくなりそうではあるものの、こういったクルマの後部座席に座るのも一興かもしれません。
フェンダーは前後とも「ワイド」ですが、後部ドアのハンドルはもともとのものが(ワイド化にともない)使用できず、ポップアップ式へと変更されています。
後部ドアには「ダクト」のような形状が採用されていて、これは90年代の「ケーニッヒ」を思わせる部分でもあり、一部の人には「たまらない」カスタムなのかも。
リアウイングもカーボンファイバー製へと変更され、ウイング左右端はウイングレット状に。
トップカーのエアロパーツはその精度の高さが自慢
なお、パナメーラのウイングは「一旦持ち上がって」から「左右に広がる」構造を持ちますが、実際に純正リアウイングを見てみると「非常に高い精度で」設計されていること、そして高い技術にて製造されていることがわかります。
展開自体はこんな感じで行われるので、もち精度が低ければ展開時にウイング表面に傷が多数入ることになりますし、展開終了後にも「段差」ができることに。
そして今回トップカーではこのウイングを自前のカーボンファイバー製に置き換えていて、つまりはトップカー製のウイングも「ポルシェ純正同様に」高い精度を持っている、ということになりますね。
なお、残念ながらインテリアの画像はなく、しかしパナメーラの最高級モデルをカスタムしているだけに、以前に発表された911のコンプリートカー「スティンガー」のようにカーボンそしてゴールドがふんだんに使用されたインテリアを持つのかもしれませんね。
ちなみにトップカーは歴史の浅いチューナーではありますが、その確かな技術力によって世界中で認められるまでに成長し、つい最近はパガーニとのコラボレーションによってウアイラ「イモラ」を公開したところでもあります。
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VIA:TOPCAR