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ホンダCBR250RR のリアサスペンション交換を検討中。やっぱりオーリンズしかないのか・・・

2019/10/23

| 純正サスペンションはあまりにハネすぎる |

さて、ホンダCBR250RRのリアサスペンション交換を検討中。
しばらく乗ってみて、「道路の段差で跳ねる」「衝撃をモロに拾いすぎる」という印象を持っていて、どうやらリアサスペンションが「硬く、反発力が高すぎる」のではないかと推測。

そこでCBR250RRを購入したホンダドリームの改造推進派スタッフに聞いてみたところ、「CBR250RRは車体が軽く、タイヤがラジアルなのでとくに跳ねるように感じることがある。これを改善するにはサスペンション交換しかない」とのこと。※CBR250RRは海外生産と日本生産とがあるが、日本製のみラジアルタイヤを採用

ホンダCBR250RRは公道走行向きではない?

この「ラジアルタイヤ採用」については恩恵も多く、たとえばバイクを倒して曲がるときには高いタイヤ剛性を活かした安定感のある走りができ、「グニャリ」とした不安がないのは特筆すべき点。
ただし上述のように一般道では跳ねた挙げ句どっかに飛んでいってしまうんじゃないかという不安も感じることになり、このCBR250RRというバイクは、つくづく「(段差のない)サーキット用に作られているんだろうな」と思います。※ちなみにCBR250RRのリアサスペンションはスプリングレートのみ調整可。一番柔らかいところに合わせるとちょっとマシになる

そんなわけで「もうちょっと公道でも安全に」乗りたいと考えてサスペンションの交換を検討しているということになりますが、バイク用のサスペンションはあまり選択肢がなく、発売しているのは台湾のメーカーや(あまり聞いたことがない)ナイトロン、そしてオーリンズくらい。

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ぼくが求める要件としては「路面に張り付くような」タイヤの路面追従性を求めるということになりますが、その意味だとオーリンズ一択になりそう(ナイトロンはダンピングが強く、街乗りよりもサーキット志向で、オーリンズは街乗りもカバーするサーキット対応というイメージで、オーリンズのほうが守備範囲が広い)。

ホンダCBR250RR用のオーリンズ製サスペンションはこんな感じ。
リザーバータンク付きの本格派(当然ですが)で、30段の伸び側減衰調整、リザーバータンク側に20段圧側減衰調整を持っていて、かなり調整範囲が広いシロモノ。
オーリンズは「抜きん出た運動性は常に快適性の中にあり続ける」としていて、いい足回りは「=硬い」というわけではない、ということを主張しています。

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オーリンズ製サスペンションは非常に高価だが

ただ、問題が一つあって、オーリンズのCBR250RR用リアサスペンションはその価格165,000円。
あまりに高価なために購入をためらっているということになりますが、現在の「跳ねる」という状況がどうしても気になるぼくとしては、致し方ない出費なのかもしれません。
加えて、オーリンズのサスペンションはリセールが高く、ナイトロン(139,000円)よりは「買って売る」までのことを考えると損失が小さいだろうとも考えています。

さらにぼくはクルマ、バイクともにオーリンズ製サスペンションを使用したことがなく、かつ憧れのブランドでもあるため、一度は装着してみたい、という気持ちも。

ちなみにランボルギーニ・アヴェンタドールは標準にてオーリンズ製サスペンションを装備しており、スノー・メガーヌR.S.トロフィー275Rもオーリンズ製サスペンションが組み込まれています。

以前にEVOが”同じルノー・メガーヌRSで、オーリンズ製サスペンションの有無”によってどれだけタイムと乗り心地が変わるのかをテストしていて、「その差はあまりに大きい」と結論づけており、やはりオーリンズの持つしなやかさ、とくに接地感はそうとうにフィーリング改善に効果がある、と考えて良さそうですね。

そんな感じで「いっちょいっとくか」というムードになっていますが、オーリンズのサスペンション交換とともに「スタンド」もショートへ変更しようと考えています。
これは、CBR250RRの標準スタンドを使用した際、あまりに車体が「直立に近く」、よってちょっとした段差や傾斜がある場所での駐車に不安を感じるためで、さらなる出費を強いられることになりそう。

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