| 日本では完全にアウトだが海の向こうでは? |
さて、近づくSEMA(ラスベガスで開催される、チューニングパーツとカスタムカーのショー)に展示するために各ショップ、チューナーがトヨタGRスープラをカスタム中。
SEMAでは、直近で発表された話題のニューモデルとそのパーツが多数展示される傾向にありますが、今年の最大勢力はGRスープラ、そしてジープ・グラディエーターかもしれません。
GRスープラについてはパンデム製ワイドボディエアロキットを装着するショップが多く、そのほかでもライトなものからヘビーなものまでオリジナルエアロパーツが多数登場することになりそう。
ここで、「完成間近」なカスタムスープラの一部を紹介したいと思います。
やはりアメリカでは「ワイドボディ」志向
まずはおなじみパンデム/ ロケットバニー製のエアロキット装着のスープラ。
ボディカラーは明るいグリーンにラッピング(一部ペイント)され、その迫力たるや尋常ではない、という感じですね。
まずはオーバーフェンダーやウイングステーを取り付けている状態。
リアウイング装着状態。
すいごいリアウイングだ!
フロントはこう。
ホイールはホワイト、ブレーキキャリパーはレッドからイエローへ。
そしてこちらはオリジナルにて開発したGRスープラ用フルエアロキット、「ストリートハンター」。
現時点では未完成なのでCGの公開にとどまりますが、SEMAまでにはきっちり仕上げてきそうですね。
世の中にはオーバーフェンダーキットが多々あるものの、やはり「リバティーウォーク風」が多いようで、それだけリバティーウォークが与えたインパクトは大きかった、ということなのかもしれません。
ブレーキシステムの入れ替えも日常茶飯事?
こちらはGRスープラのブレーキをブレンボ製のさらに高性能なローターとキャリパーへと入れ替える動画。
もともとスープラにはブレンボ製のブレーキキットが装着されていますが(公式アナウンスはないものの、ディーラーでそう聞いた)、これをレーススペックのキャリパー、ローターへと入れ替えています。
こちらは入れ替え後。
まだまだある、GRスープラのカスタム/チューン
そしてこれらにとどまらず、GRスープラのカスタムは多数アナウンスされています。
やはり期待がかかるのはパパダキス・レーシングの「1000馬力スープラ」。
実際にトヨタ車のレース用車両を制作するファクトリーが手掛けるもので、エンジンは純正のBMW製「B58」を使用して1000馬力に仕上げる、というものです。
【動画】トヨタGRスープラを1000馬力にチューンすると公言したショップがエンジン本体の改造を完了。「純正パーツでもかなり高い出力にも耐えうる、いいエンジンだ」
そしてやはり外せないのが、80スープラに搭載される「2JZ」エンジンへのスワップ。
80スープラへのオマージュという意味もありますが、2JZのほうがチューニングパーツが豊富で弄りやすい、という現実的なメリットを重視するチューナーも多いようですね。
こちらも大きな注目が集まる、GRスープラの「マニュアル・トランスミッションへの換装」。
おそらくはBMW製のMTを使用することになると思われますが、近年のクルマは隅々まで電子制御が入り込んでおり、超えなければならないハードルは多そうです。
新型スープラのMT化が米にて開始。エンジンも100馬力程度パワーアップさせて費用は130万円ほど、納期は1ヶ月。シフトノブは「GR HVスポーツ」風のミサイル発射ボタン的デザインに