| 現時点でパンデム(ロケットバニー)製オーバーフェンダーキットは最大勢力? |
さて、脱サラしてアウディTTの中で生活しながらスーパーカーの動画を撮影してアップし続け、そして自身もついにスーパーカーに囲まれるようになったユーチューバー、The Stradman氏。
同氏はほかにもフォード・マスタング、ランボルギーニ・ガヤルド/アヴェンタドール、アウディR8等のクルマを所有しており、その中で「スープラ」というのはちょっと異彩を放っています。
ただ、同氏の売りは「カスタム」でもあり、カスタム可能性の豊富なスープラを選び、実際にこうやってカスタムするという意味では「これ以上ないマッチング」だとも考えられますね。
そして先日よりそのスープラのカスタムの様子が公開されていたものの、今回は晴れてそのカスタムも「完成」。
めでたく動画が公開されています。
使用したボディキットは「パンデム/ロケットバニー」
今回装着されているボディキットは日本の「パンデム」製。
これはお台場を走った「A90スープラ ドリフトマシン」にも装着されていたものと同じですね。
なお、The Stradman氏は自身のアヴェンタドールを「パープル」にラッピングしたこともあり、パープルが好きなのかも。
日本ではあまり好まれないカラーではありますが、北米だとその愛好者も多いようです。
こちらはまだ製作中の画像ですが、ホイールが純正のまま。
パンデム製ワイドフェンダーキットを装着すると相対的にホイールが「引っ込んだ」状態となっていて、いかにカスタムカーにとって「タイヤ/ホイールのツライチ」が重要であるかが認識できます。
そしてホイールにはコンケーブが超ディープなホワイトをセレクト。
レトロな5本スポーク、というところは日本のチューニング文化が盛んだった頃へのオマージュかもしれませんね。
この「ホワイト」ホイールも北米では人気が高い模様で、日本では90年代にちょっとだけ流行し、ぼくも当時日産フェアレディZにパールホワイトのヨコハマAVSを装着していたことがあります。
ホイールを装着するとこう。
まだリアウイングが取り付けられていませんが、これはこれでけっこう(リアフェンダーのトンガリが)いい感じですね。
なお、ここまで車高が落ちていると普段乗るのはかなり難しそうで(そもそもサスペンションがストロークする余地がない)、車高を上下できるエアサスが装備されているのかもしれません。
それにしても、このリアフェンダーの巨大さよ・・・
リアウイングを取り付けた完成状態。
製造中の動画はこちら。
VIA:TheStradman
トヨタGRスープラの改造は宴もたけなわ
新型スープラは現在北米市場にて「もっとも注目されるクルマ」のひとつ。
トヨタ自身が「カスタムを推奨」しているということもありますが、「MT化」「80スープラへのオマージュ」「80スープラに積まれていた2JZエンジンへのスワップ」など改造ネタに事欠かないのが人気の理由かも。
加えてBMWとの共同開発ということで、欧州車のカスタムを行ってきたショップにとっても手を出しやすく、かつ従来の顧客がGRスープラを購入している可能性も高く、「ビジネスとして有望」だということも各チューナー/ショップがスープラのカスタム/チューンに乗り出すエクスキューズになりそう。
ここでこれまでに公開されたスープラのカスタムについていくつかを紹介してみたいと思います。