| すべてはテスラCEO、イーロン・マスク氏の思惑通りか |
さて、ますます盛り上がるテスラ・サイバートラック祭り。
テスラCEO、イーロン・マスクCEOによると、サイバートラックの予約受注は「5日間で25万台を超えた」。
まさに驚くべきペースで受注が増加しており、その人気ぶりが伺えます。※日本からでも15,000円で予約できる
そこで出てくるのが「便乗商法」。
前回はサイバートラック人気にあやかろうと「同業者」つまり自動車メーカーが様々な相乗りを行っている様子をお届けしましたが、便乗は他の業界にも広がっている模様。
テスラ・サイバートラック発表の余波収まらず!BMW含め防弾性能に挑戦するメーカーも登場し、「我が社がデザインしなおそう」とアピールする便乗商法も
アマゾンにはさっそくサイバートラック関連製品も
まずはネットショッピングですが、米アマゾンではTシャツやタンクトップ、パーカー、マグカップ、ステッカーなどが登場。
最近はなにかヒットすると光の速さでこういった製品が登場しますが、中には「売れるのかコレ」と思うような商品も。
ただ、こういった商法は、フリーライドにてお金を稼ごうとしている人達が行っているものであり、そういった人々は「売れない」ものには見向きもしないと思われ、よってサイバートラックは「お金の匂いがする=売れる」のでしょうね。
なお、日米のアマゾンではさっそくサイバートラックをモチーフにした楽曲も登場しています。
もちろん、これらが「非公式」であるのは言うまでもありません。
デジタルアーティストも黙ってはいない
そしてCGや動画などデジタルアーティストにとってもサイバートラックは「金脈」。
これを題材にした作品を公開し、うまくシェアされれば一気に有名になれるということもあり、多くのアーティストが様々な作品を公開しています。
こちらはツイッターに投稿された、@vincent13031925氏による、サイバートラックがハイドロにてボヨンボヨンしている動画。
Can’t stop watching this ??
— Vincent (@vincent13031925) 2019年11月27日
pic.twitter.com/HRrgTeNxP1
こちらは@KDCGarage氏による、サイバートラックの一連の「もしも」レンダリング。
まずは「2ドア」版サイバートラック。
こちらはルーフを平らにした「サイバートラック・フラットヘッド・コンセプト」。
サイバートラック「2ドア・エクストラ・キャブ」。
サイバートラック・デリバリーバン。
サイバートラック・ワゴン。
新型車が出ると、その「ワゴン版」「トラック版」「SUV版」など様々なレンダリングが登場するものの、サイバートラックほど加工したり、レンダリングを作りやすいクルマは、自動車史上これを置いてほかにないだろう、と思います。
まだまだネタにされることが多そうなサイバートラックですが、これによってサイバートラックの人気がさらに高くなるのは間違いなく、「二番煎じ」をやりにくくなるのもまた事実。
つまりは周囲が勝手にサイバートラックを盛り上げているということになりますが、これもイーロン・マスク氏の思惑通りなのかもしれません。