| 多くの人は最初からお金を持っているわけではなく、努力してお金を稼いでいる |
プレジデント・オンラインにて、「なぜ高級車に乗ると"悪いウワサ"が立つのか」という記事が掲載に。
これは高級なクルマ、高額なクルマに乗る人には常につきまとう問題でもありますね。
実際のところ、ぼくも輸入スポーツカーに乗るようになってからは「あることないこと」言われるようになってしまい、現在ではもう慣れたものの、やはりある種の違和感は拭えないと感じています。
成功した人の「今の姿」しか人は見ない
記事では一つの例として「東京都内」と「地方」との差について述べていますが、たとえば港区で登録されたクルマのうち、48.8%、渋谷区では46.2%、目黒区では43.1%が輸入車。
こういったところに住んでいると輸入車に乗っていても「普通」ではありますが、仕事の都合などで田舎へ(輸入車とともに)引っ越すと著しく浮いてしまう,ということについて触れています。
こういった場合、奥さんや子供含めて近所との人間関係に支障が出る場合も少なくはなく、その根底にあるのは「周囲の嫉妬」。
じゃあなんで嫉妬が起きるのかということですが、「お金持ちは、(お金持ちになるまでの)努力の過程が見えづらい」ためだと述べていて、つまり周囲からは「楽をしてお金持ちになった」と思われおり、つまり、「なんでオレはこんなに苦労をしているのにカネがなく、なんでヤツは楽しているのに儲けてるんだ」ということですね。
以前にアリシア・キーズが「ポッと出」のミュージシャンだと思われていることについて、「誰もが、私が一夜にしてスターになったラッキーなー人物だと思っているが、誰も私がどれだけ努力をしてきたかを知らない」と語っていたのが印象的で、つまりは同一人物であっても、苦労している人のことは誰も気にしないが、成功した人のことは誰もがうらやましがる、ということなのかもしれません。
たしかに努力している人、頑張っている人を見て「うらやましい、自分もそうなりたい」と願う人はいないと思いますが、それで成功した状態の人を見ると、誰もが羨むと思うのですね。
つまり、誰もがお金持ちになりたいと切望しながらも、そのために行動する人はごくわずかで(誰もが天国に行きたいと考えているが、そのために死ぬ人はいない)、実際に成功に向け行動した人や、成功した人の足を引っ張るのが「行動しなかった人」なのだと思います。
実際に、ぼくが「カップラーメンすら高級品」だと考えていて袋麺しか買えず、洗車する場所もお金も無いので「ドシャ降りの雨の日にずぶ濡れになりながら洗車してた」姿を知る人もいないワケですね。
スーパーカーは「買えるお金があっても買えない」場合も
そういったこともあって、高級車、高額車に乗っていると嫉妬の対象になりやすく、そういったクルマについては「乗っている」ではなく「乗り回している」という表現が持ちられることになりますが、様々な局面において攻撃を受けることもありそうです。
ただ、ぼくはやはりそういった事態を避けたいとは考えていて、よって「朝晩はクルマを出さない(うるさいから)」「不要なアイドリングをしない」「住宅地ではゆっくり走る」ということを心がけていて、周囲の掃除をしたり、撮影にも快く応じたり、自転車の修理なども頼まれれば進んで引き受けるようにしています。
ただ、それでも周囲の嫉妬はゼロではないはずで、それを恐れて「スーパーカーを買うお金があるのに買わない」人も多く存在するようですね。
なお、記事では「突き抜けたお金持ちは嫉妬の対象になりにくい」とも述べています。
たしかに、メルセデス・ベンツ、BMWといった車に乗っていると嫉妬されるかもしれませんが、ロールスロイスに乗っていると「スゲェ・・・」となって嫉妬の感情すら発生しないのかも。
同様に、ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニは嫉妬されても、ブガッティだとやはり嫉妬を超越してしまうのかもしれませんね。
VIA:President Online