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シュプリームとのコラボ、スティグのヘルメットで知られる「シンプソン」創立者、ビル・シンプソン氏死去。モータースポーツの安全性向上に多大な貢献

2019/12/18

| 自らもステアリングホイールを握ってレースに出場し、誰よりも安全性の重要さを知る人物だった |

レーシングドライバーにして「シンプソン・レーシング・プロダクト」の設立者、ビル・シンプソン氏が79歳にて亡くなった、とのこと。
シンプソンは日本だととくにバイク用ヘルメットで有名ですが、本国(アメリカ)では4輪用ヘルメット、レーシングスーツ、レーシンググローブ、レーシングシューズ、ハーネス、そしてシートまでも扱う総合メーカーとして知られます。

それら製品は、自身がレースを走った経験に基づいて開発されており、その高い安全性は一般にも認知されていたと見え、2014年にはマツダがその(乗用車の)安全性をアピールするためにビル・シンプソン氏、そしてシンプソン製のウエアやヘルメットを動画に起用したほど。
こちらがその動画ですが、自社製品を身にまとったビル・シンプソン氏が火炎放射器にて炎を浴びるも微動だにせず、鎮火したのちにおもむろにヘルメットを取り、にっこりするという動画。

人格としては、この動画での表情が物語るように、誠実かつ温厚な人柄であったと言われます。

シンプソンはこんな製品をリリースしている

シンプソンでやはり有名なのはヘルメットで、もっとも有名なのは「バンディット(4輪用)」「ストリートバンディット(2輪用)」。
このバンディットにはカーボン製や、シュプリーム(Supreme)とのコラボレーションによる製品も(2016年に限定販売)。
アライもかつて、シンプソンを意識したと思われる「ゴス」を販売していたほか(ぼくも持ってた)、国内外多くのメーカーがシンプソン風のデザインを意識しています(それらはあまりに多すぎて、元ネタがシンプソンであるかがわからないほど)。

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そのほかだとトップギアのSTIG(スティグ)が「ダイヤモンドバック」を被っていることも非常に有名。

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ちなみにビル・シンプソン氏自身はバイクにてレースをしたわけではなく、とくにバイクを好んではいなかったそうですが、そのヘルメットのアウトローっぽいイメージがバイカーに受けて一気に広がったのは面白いところだと思います。

残念ながらビル・シンプソン氏は亡くなってしまったものの、こうやってその製品、そして同氏の精神はずっと生き続けることになりそうですね。

VIA:Simpson Racing Products

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