| やはり人によって「スープラらしさ」の捉え方はまったく異なるようだ |
さて、先日は「自分が考えた、正当な80スープラ後継モデル」のデザインを披露したカーデザイナー、スケッチモンキー氏。
前回はフロント部の手直しを行っていますが、今回はリアを自分流にアレンジし、動画とともに公開しています。
なお、新型GRスープラについてはそのデザインに納得できないという人も多いようで、ホンダのデザイナーすらもが「自分の考えたスープラ」を公開したことも。
さらには実際に自分で「80スープラ風を現代風にリメイクしたクルマ」を自分で作って販売しようというコーチビルダーまで登場しているようです。
トヨタの発表したA90スープラには納得できん!デザイナーが自分で考えた「新型スープラ」をレクサスLC500ベースで生産する可能性を示唆
以前に公開された「新型スープラ」のフロントはこうなっている
なお、前回スケッチモンキー氏が発表した「新型スープラ」のフロントはこちら。
もちろん80スープラをベースとし、フロントグリルやヘッドライトがよりシャープに、フロントウインドウを寝かせ、そしてドアミラーやサイドステップ、ホイール形状が一新され、さらにリウイングも「やや直線基調に」変更されています。
今回の「リア」のレンダリングは、このクルマを後ろから見たらどうなるか、ということですね。
【動画】やっぱりGRスープラには納得できん!カーデザイナーが自身の考えた「80スープラの正当な後継たる」スープラのデザインを公開
今回考えた「新型スープラ」のリアはこうだ
まず、スケッチモンキー氏はいつもように元となる画像を用意。
前回使用した「フロント」と同じシチュエーションで撮影されたもののようですね。
早速リアアンダーなどを消しにかかっています。
そしてリアエンドは全面的に刷新する模様。
テールランプなどをすべて消去することに。
どうやらリアエンドはA90スープラのデザインっぽく、明確なエッジを設けるようですね。
ただしさらに「コーダトロンカ」っぽいデザインが与えられています。
テールランプ部を追加。
リアフェンダーはプレスラインの入った筋肉質なものへ。
テールパイプ、ディフューザーを追加。
サイドステップ形状も改められています。
80スープラよろしく「丸4灯」テールランプを入れてみますが、「コレジャナイ」と思ったようで、このデザインは却下。
ホイールも入れ替えられていますね。
代わりに入ったのが、テールランプ外周を発光させるデザイン。
Aピラーも直線的に修正中。
リアウイングやその周辺をスマートな形状へ。
リアガーニッシュには「Supra」の文字が入ってますね。
テールランプを発光。
もともとのスープラがこちら。
https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/49499191157/in/dateposted-public/デザイン修正後がこちら。
やはり大きく「現代風」となっていますが、80スープラ風の丸みをおびた「ボリューム感のある」デザインは消失。
おそらくは人によって「80スープなの好きなところ」「80スープラを決定づけるディティール」が異なるのだと思われ、スケッチモンキー氏の場合は「巨大なリアウイング」なのかもしれません(ぼくはやはり、ボリューム感満点のボディに”80スープラらしさ”を感じる)。
VIA: TheSketchMonkey