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ポルシェが911ターボ史上はじめて「ライトウェイトパッケージ」を設定。遮音材省略、軽量ガラス使用など911GT3RSに近い内容が与えられることに

投稿日:2020/03/29 更新日:

| 911ターボもサーキットを目指す? |

ポルシェは新型911ターボSを発表したところですが、さらにパフォーマンスを高めることができるパッケージオプションをいくつか用意している模様。
このオプションについて語ったのはポルシェの北米法人にてスポークスマンを務めるフランク・ヴィーズマン氏で、まずは「911ターボ史上、はじめてライトウエイトパッケージ」が提供される、とのこと。

これは重量を30キロ削ることができるもので、内容としては「フロントバケットシート」「リアシートレス」「デッドニング省略」」「軽量ガラス」「軽量エキゾーストシステム」「PASMスポーツサスペンション」が含まれます。

この内容を見るに、「もっと軽くなりそう」にも思えますが、30キロしか削れないということは、もともと「相当な軽量化が図られている」と考えて良さそうですね。

ポルシェ911ターボ「らしくない」オプション

そしてこのライトウエイトパッケージについて、内容からすると「911ターボらしくない」ような気も。
というのも、ぼくは911ターボについては「911カレラに、ターボや4WD、その他モロモロのハイテクデバイスを”足す”」ことで速さを得たクルマだと認識していて、逆に911GT3(RS)については「911カレラから、色々なもの、さらには快適性すらを取り去るという”引き算で”」速さを実現したクルマだと考えているため。

つまり、911ターボから(速さのために)なにかを「引く」というのは、911ターボに対して911 GT3と同様の考え方を持ち込むということになり、両者の概念的境界が曖昧になる、とも考えているわけです。※ただし、911GT3RSにも後輪操舵やダイナミックエンジンなど、デバイスの追加=足し算が行われているので、この概念はもはや無意味なのかも

なお、911GT3RSや911GT2RSには(918スパイダーで初めて設定された)ヴァイザッハ・パッケージが用意され、これは内外装にカーボン製パーツが装着されるというのが主な内容。
ポルシェは今後、このヴァイザッハ・パッケージを他車種にも拡大したいという意向を示していましたが、今回の911ターボ用オプションは内容の相違もあってか「ヴァイザッハ・パッケージ」とは名乗っておらず、ここは明確な線引きを(ポルシェが)持っているのかもしれません。

それでも、これまで「サーキット志向ではなく、快適で豪華なGT」という性格の強かった911ターボに対し「デッドニング省略」というスパルタンなオプションを設定してきたのは驚くべきことで、もしかするとポルシェは「911GT3RSよりも、911ターボのほうが(ニュルブルクリンクはじめ、サーキットでのタイムを出すための)ポテンシャルが高いと踏んできた可能性があり、「992世代では、GT3RSよりも911ターボ推し」なんじゃないかと思うことも。

そのほか、ポルシェは911ターボに対し「スポーツパッケージ」を設定するとしており、これは新デザインのフロントバンパーにリアウイング、リアバンパー、ホイール、各部ボディ同色塗装などの変更が加えられるという内容を持つようです。

 

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