| 現行モデルに比較してぐっとスポーティーな外観が与えられるようだ |
フルモデルチェンジ版となる新型ロールスロイス・ゴーストのプロトタイプが目撃に。
デビュー時期はおそらく年内だと言われますが、画像を見る限りではけっこう完成状態に近いように見え、いつデビューしてもおかしくはなさそう。
なお、今回は「ノーマルホイールベース」「ロング(エクステンデッド)ホイールベース」両方が捕捉されています。
新型ゴーストに採用されるプラットフォームは、すでにフルモデルチェンジを受けたファントム、そしてブランニューモデルのカリナンと共有すると言われていますが、このプラットフォームはアルミニウムを多用しているために現行モデルに比較して大きく重量が削られることになるようですね。
一見すると現行モデルに近いようだが
全体的な印象は現行ゴーストに近いように見え、しかしボディサイズに比較してややヘッドライトが大きくなったようにも。
そのほか、バンパーそしてデイタイムランニングランプの発光形状が変更され、ファントムとはデザイン的差別化が図られるのだとも推測できます。
なお、現行ファントムとゴーストとはデザイン的にやや近く、両方の個性を強調するには、やはり若干なりとも外観に変更を与えたほうがいいのでしょうね。
そのほか気づくのは全体的に「カドが取れている」ということ。
ボンネットやフェンダーなどに丸みが感じられるように思います。
さらにはフロントウインドウとリアウインドウの傾斜がゆるくなり、微妙にクーペスタイルに近づいたという雰囲気も。
加えてウインドウの面積が狭くなり、これによっても見る人に「スポーティー」な印象を与えるようですね。
一方でトランクリッドは後ろにゆくに従いゆっくりとスロープし、これによって優雅なイメージを演出することに。
全体的には、「ファントムのダウンサイズ版」ではなく、レイスの4ドア版、といったデザインとなるのかもしれません。
ロールスロイスというと保守的なイメージがあるものの、実際にはこれまで様々なチャレンジを行なっており、そしてロールスロイスの顧客も「変化に寛容」だとも言われているので、新しいゴーストの変化に対しても、その客層は「歓迎」の意を示すことになりそうですね。
新型ロールスロイス・ゴーストに採用されるパワートレインは?
新型ゴーストに搭載されるエンジンは「おなじみの」6.75リッターV12ツインターボだと予想されており、ZF製の8速ATを介して4輪を駆動するというのはおそらく”既定路線”。
ただ、現行ロースルロイスに採用されるプラットフォームは「ピュアエレクトリック」にも対応していると言われており、ゆくゆくはエレクトリックバージョンが用意されることになるのかもしれませんね。
VIA:Motor1