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コロナによって一変してしまったぼくらの生活。トヨタ、マツダほか各社ともペーパークラフトや塗り絵を提供し「在宅支援」

2020/04/07

| 自動車メーカーだけではなく、すべての業種が「構造の見直し」を迫られている |

さて、コロナウイルスがぼくらの日常生活に深刻な影を落としている現在。

外出できずに精神的な閉塞感を覚えている人や、家の中にずっと同じ人といることでストレスを感じる人など様々だと思いますが、ぼくらはそれに「対応」してゆくひつようがあるのかもしれません。

それは「我慢する」ということではなく、こういった状況が続いても前向きに暮らして行けるようにせねばならないということで、引っ越したり人間関係を再構築してみたり、自身の仕事を見直すのもそのひとつかと思います。

なお、現在多くのスポーツやイベントが「中止」となっていますが、各団体はスポーツやイベントを開催せずとも収益の上がる構造を考えてゆく必要もあり、たとえば「チケットによる直接収入」よりも、グッズや、Youtubeなどで動画を配信することによる間接的な収入の比率を上げてゆくことも考える必要がありそう。

たとえばモータースポーツでも、実際にサーキットを走るレースが中止となっていて、しかしかわりに行ったのが「eスポーツ」。

つまりオンラインでレースを行うということですが、F1バーチャルGPはのべ60万人の視聴者を集めたといい、今後の可能性を見せてくれたと言えそうです。

いずれにせよ、ぼくらは現状を嘆くのではなく、状況を変えたり、この状態でも楽しめる方法を見つけねばならないのは間違いなく、それができなければ現実に押しつぶされてしまうことにもなりかねません。

自動車メーカーはこんな「打開策」を提供している

そしてコロナウイルスによる大きな影響を受けたのが自動車業界で、国によっては90%ほど販売が落ち込んだケースも。

これは「ショールームにクルマを買いに行く」のが通常の購買手段であったものの、外出できなくなったのでその分販売が減ったということになりますが、対応策として展開しているバーチャルショールムやネットオーダーなども今ひとつ奏功していないようです。

おそらく現在の購買形態を変革するには時間がかかりそうで、その傍ら各社が消費者に対し、ちょっとでも在宅時に楽しめるようにと提供しているのが「ペーパークラフト」や「塗り絵」。

トヨタは「ペーペークラフト」

トヨタ(UK)は一番上の画像の「トヨタ86」のほか、以下のペーパークラフトを公開しており、これはダウンロードして自分で組み立てることが可能となっています。

・谷田部スピードトライアル トヨタ2000GT
・シェルビー・トヨタ2000GT
・トヨタ・セリカ1600GT
・IMSA GTU トヨタ・セリカ
・カストロール・トヨタ・セリカGT-Four
・エッソ・タイガー・トヨタ・スープラ

toyota-gt86-retro-liveried-templates-2

マツダも「ペーパークラフト」

そしてマツダ(日本)もやはりペーパークラフトを提供していますが、トヨタUKに比較するとかなりよくできているように見え、これはやはり折り紙文化のある日本ならでは、といったところかも。

Mazda-Papercraft-12

ラインアップとしてはCX-3、CX-5、ロードスター、デミオ、アクセラ、アテンザ、コスモスポーツ、R360クーペ、ルーチェ・ロータリークーペ、ファミリア。

現行モデルに加え往年の名車も揃います(歴代ロードスターの提供を希望)。

Mazda-Papercraft-6

こんな感じで提供されるので、自分のクルマと同じボディカラーに塗ったり、好きな色に塗って組み立てるのも良さそうですね。

papercraft_axela-copy

その他の自動車メーカーからは「塗り絵」も

そしてかなり早い段階で「在宅事情」に対応したのがアディ。

早々に塗り絵を公開しており、R8や「クワトロ」ラリーカー、かつてのホルヒブランドのクラシックカーも登場。

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かつてジャガーほか、多くの自動車メーカーでデザイナーを努めたイアン・カラム氏もキッズ向けの塗り絵を公開。

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そのほかシボレー、フォード、メルセデス・ベンツ、モーガンも塗り絵を(オンライン上にて)無償提供しています。

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上述の通り自動車メーカーは苦境に立たされているのが現状ですが、いくつかのメーカーは医療用マスクやシールド、呼吸器の製造を開始。

もともと「自動車」という社会的責任が問われる製品を作っている会社ということもあり、こういったときだからこそ、人々の不安や苦痛をやわらげるための活動をしなくてはならない、と認識し、率先して”変化に対応”しているのでしょうね。

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