| これだけサービス精神旺盛なハイパーカーオーナーもそううそういない |
さて、コロナウイルスの影響によって世界中で外出規制が敷かれているため、自動車関係のイベントはそのほとんどが開催中止もしくは延期に。
そんな中、カリフォルニア在住の富豪にしてカーコレクター、マニー・コシュビン氏が「お前ら家の中でつまらない思いをしてないか?」ということで、自身の所有するハイパーカーのエンジンを一台ずつスタートさせてその音を聞かせてくれるというサービス満載の動画を公開。
いずれも目にすることすら難しいレアカーばかり
まず、マニー・コシュビン氏は自宅からクルマを置いてあるガレージまで(足代わりのロールスロイス・ドーンで)移動。
ちゃんとマスクを装着しての外出です。
現在ガレージは一部改装中。
こんな感じでずらりとハイパーカーが並びます。
マクラーレンP1はこんなサウンド
まずはマクラーレンP1から。
P1はハイブリッドカーなので充電を要するようですが、この充電機の価格はなんと330万円(しかも2個持ってる)。
そしてP1のエンジンをスタートさせてサウンドを聞かせてくれます。
エンジンは3.8リッターV8ツインターボ、出力は737馬力。
この個体のボディは珍しいクリアマットカーボン、インテリアはカーボンとホワイトレザー。
なお、マクラーレンの「アルティメットシリーズ」は車両価格に見合ったオプション価格を持つようで、以前にも「セナのドリンクボトルは78万円」だと動画で語っています。
【動画】富豪がマクラーレン・セナのオプションを紹介する。「ドリンクボトルは78万円、サイドのナンバー左右だけで340万円」、総額では2800万円
こちらは同じマクラーレンでも「650Sカンナム」。
メルセデスSLRマクラーレンのエンジンスタート方法は独特
そしてメルセデスSLRマクラーレン。
マニー・コシュビン氏はなんとSLRマクラーレンを5台も持っていて、その理由は「ロングノーズのスタイルが好きだから」。
たしかに最近のハイパーカーではこういったスタイルが少ないように思います。
なお、メルセデスSLRマクラーレンのエンジンスタートは、こんな感じでシフトノブのフラップを開け、その奥にあるボタンをプッシュ。
戦闘機のミサイル発射ボタンみたいでカッコいいですね。
【動画】パガーニ、ケーニグセグなど多数のハイパーカーを所有する大富豪。「今日は俺が持っている5台のメルセデスSLRマクラーレンを見てってくれ」
ブガッティのサウンドは意外にマイルド?
マニー・コシュビン氏は3台のブガッティを所有しますが、こちらは珍しいマンソリー仕様のヴェイロン。
ボディはブラックカーボン、そしてゴールドのアクセントを持っています。
エンジンスタートボタンはセンターコンソールにあるようですね。
そのほかにはヴェイロン「レンブラント」、シロン「エルメス」も所有しており、それぞれのレビュー動画も公開済み。
【動画】ブガッティ・ヴェイロンを2台所有するオレが維持費を語るぞ。オイル交換は毎年275万円、タイヤは2年に一回で415万円、ホイール交換は1.6万キロごとに550万円だ
そしてこちらはシロン「エルメス」。
エンジンスタートボタンはステアリングホイールに上に設置されています。
パガーニ・ウアイラのキーは「ミニカー型」
同氏が所有するもう一台の「エルメス」はこのパガーニ・ウアイラ。
クリアブラウン仕上げのカーボン内装、そして奥さん愛用のエルメスのバッグ(バーキン)と同じカラーのインテリアを持っています。
なお、キーはこんな感じで「ミニカー型」。
これをパカっと開いて(後ろ半分側を)車両に差し込み、エンジンをスタートさせます。
今回の動画では、こんな感じでそれぞれのキーや始動方法を見せてくれるのがいいですね。
スーパーカーのキーはどうなっている?フェラーリ、ブガッティ、アストンなどのキーを見てみよう
これだけの(ほかにもある)スーパーカー/ハイパーカーを維持するのは大変だと思いますが、同氏はオーナーの観点から、なかなか(一般人には)知ることのできないレビューを届けてくれることが多く、こういった大変な時期であってもぼくらを楽しませてくれるのは大変ありがたいことだと思います。
VIA:Manny Khoshbin