| 軍人の支持が厚い割には軍隊とのコラボはこれまでなかったように思う |
さて、ぼくが発売を心待ちにしていたG-SHOCKのニューモデル、「GG-B100BA-1AJR(57,200円)」が販売開始。
これはいままでにもラインアップされていた「マッドマスター」の新バリエーションで、特徴としては「英国陸軍(ブリティッシュアーミー)とのコラボレーション」。※欧州では既に発売されていたが、日本でもようやく発売
ベースはマッドマスターGG-B100、そして外装デザインを英国陸軍が監修したスペシャルモデルとなっています。
「マッドマスター」はこんな腕時計
マッドマスターはG-SHOCKの中でもプロフェッショナル向けに開発された「マスターオブG」の一シリーズで、軍隊(陸軍)や災害救助隊のような、瓦礫や土砂が堆積するような環境での使用を想定。
耐衝撃性はもちろんですが、視認性や操作性(グローブを装着していても操作しやすいようにボタンが大きい)を高めています。
G-SHOCKの中でもけっこう大きな部類に属し、ケース直径は55.4ミリかける55.1ミリ、重量は92グラム。
あえて弱点をあげるとすれば「タフソーラー」「電波」がないことで、電池交換や(外国へ行った時には)時刻合わせが必要なこと。※専用アプリ、G-SHOCK Connetedとの接続によって、スマホ経由で時刻合わせができる
カシオによるとその特徴は下記のように紹介されています。
カーボン素材を採用した 新構造の開発により、過酷な環境での使用に応える 耐衝撃・防塵・防泥性能を実現。
CASIO
センサー機能や スマートフォン連携機能を搭載し、様々な状況下における、 的確な判断と行動をサポート。
極限を生き抜く強さと 機能を身につけた タフネスウオッチ。
GG-B100BA-1AJRはこんな仕様を持っている
そして今回のGG-B100BA-1AJRですが、構造自体はGG-B100と同じくカーボンコアガード+マッドレジッスト構造を持っています。
これまでのマッドマスターには存在しない英国陸軍カラーを持ち、ベルト部分はカモフラージュ柄、ベゼルは3層構造のカーボンファイバー。
方位計測機能、温度計測機能、歩数計測機能、高度計測機能、気圧計測機能を持ち、G-SHOCK側で取得した高度、そしてスマートフォンのGPSで取得した経路をアプリに自動記録する「ミッションログ機能」があるところが大きな特徴(ここが軍隊とのマッチングが良く、英国陸軍とのコラボに繋がったのだと思われる)。
ケースも専用となり、やはり英国陸軍カラーにカモフラージュ柄を持っています。
これまでも様々なコラボレーションを実現させてきたG-SHOCKですが、「軍隊」とのコラボは記憶になく、軍人着用比率が高いと言われるG-SHOCKとしてはちょっと意外でもありますね。
ケースバックはガソリン携行缶をイメージしたデザインを持ち、遊環には英国陸軍の紋章入り。
なお、英国陸軍といって思い出すのは「カリマーSF (Karrimor SF)」。
カリマーというとアウトドア用のデイパックやウエアでよく知られていますが、実は英国陸軍向けのエクイップメントを納入していて、それが「カリマーSF(スペシャルフォース)」。
普通に日本でも購入でき、今回のG-SHOCK”GG-B100BA-1AJR”とあわせて持ちたいものですね。
https://www.youtube.com/watch?v=u60LJek2CTM&feature=emb_logoVIA:G-SHOCK, Karrimor