| 見えていない部分、それが問題だ |
さて、いったんは6月10日に発表するとアナウンスされた(フルモデルチェンジ版)新型レクサスISですが、予期せず発生してしまった全米規模でのデモの影響を考慮し、急遽ワールドプレミアが延期されることに。
そして今回、「仕切り直し」ということで10月16日に公開予定日を再設定し、新しくティーザー動画も公開しています。
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発表されるのはまずIS350 F SPORT?
そして今回リリースされたティーザー動画を見るに、フェンダー上には「F」バッジが見られ、リアには「IS350」の文字が見えるため、このティーザー画像にて紹介されている車両は「IS350 F SPORT」ということに。
ホイールは見る限り10スポークだと思われ、スポーク形状も現代彫刻のように複雑かつ美しいデザインを持っています。
そしてこちらはCピラー付近。
見る限りでは、この部分について現行モデルと大きな変更はないように見え、しかしウインドウモールがやや太く、そして立体的な造形に。
レクサスLC500のルーフにも同様のモールが見られますが、そちらは「日本刀をイメージした」とされており、新型ISでもやはり日本刀をイメージしたのかもしれませんね(LF-1リミットレスも日本刀をイメージしてデザインされていて、”日本刀”はレクサス各モデルに通じるひとつのモチーフなのかも)。
ちなみにこちらは現行モデル。
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そして大きく変わるであろう部分は「リア」。
テールランプはこれまでの左右分割から「左右連結」となり、これはレクサスUX同様。
エンド部が広がり、「Lモチーフ」となるのは現行同様ですが、レンズ形状は3D形状となり、大きくイメージが(現行と)変わっていますね。
こちらは現行モデルのリア。
現行ISと比較すると、新型ISはよりダイナミックに、しかしよりシンプルなデザインを持つようです(パーツ単位ではなく、全身でレクサスらしさを表現しているようだ)。
なお、今回のティーザー動画ではまったくフロントが確認できず、しかし「スピンドルグリルがどんなデザインになるのか」は気になるところ。
そのサイズの大小に注目が集まるのはもちろんですが、インナー形状もより複雑になると思われ、新型ISは「全身で」新世代のデザインを表現することになるだろう、と考えています。
ヘッドライトについては、(フェイスリフト版の)新型RXなどを見る限り、デイタイムランニングランプがメインのランプユニット内へと格納されたデザインを持つ可能性が高そうですね。
VIA: Toyota Motor Coporation - YouTube